上田駅にある
温度計が示す氷点下が
一桁になっただけで
「許す」
と思えてしまう。
不肖長岡です。
★★★
卒業式まであと一週間ちょっと。
生徒たちへの
通知表を書き終えた時に
一年という
時の早さを実感するわけです。
いつぐらいからですかね。
なんとなく分業制になってきて
法人内にも
いくつかの部署が出来て
役割的に
広告塔的仕事や
未防的法人ミッションや
ファンドレイズなんかが
某の仕事になって
某の存在意義でもある
愛すべき生徒たちとの時間が
どんどんなくなっていきました。
忙しいわけではないんです。
何かに追い立てられている感覚もない。
なのに
だらだらと学園で過ごすことなんて
ほとんど皆無に近い。
卒業式を前に
卒業生との時間を作ろうにも
卒業予定者たちは
基本就労メインなので
学園にいないので仕方がないのですが
在校生たちにとっても
来年度から
就労に移行し
休学する生徒たちもいるので
このメンバーでのサムガクは
もう二度とないわけなんで
たわいもない時間を
予測不能な思考を持っている
生徒たちと
過ごしたい欲動が強いんですが。
なんとなくです。
そういう役割はもうないんかなと。
遠くを見つめる目で
思ったりするわけです。
サムガクは
4月で丸14年間の活動が終わり
15年目に突入します。
あの忌まわしき
火災という災害から7年がたち
つまり
サムガクの歴史の中間地点に
なったってことになります。
再開校式から7年です。
本当に奇跡の連続で
よくもまあ
続けてこれたなあと
自分事ながら感心するわけですよ。
思い出したくもありませんが
あの災害と
その直後に日本を襲った
震災がなければ
間違いなく
今のサムガクは存在していなかっただろうし
今のナガオカも
存在していなかっただろうなと。
まあで必死でした。
形振り構わず
生徒たちの学び舎を守る。
その学び舎を守る職員たちを守る。
頭の悪い主宰者として
出来るだけ物事をロジカルに
そして
戦略的に考え行動してきたつもりです。
まあ。未だに足し算も怪しいんですが…。
10周年を境に
創業メンバーが全員サムガクを巣立ち
いつのまにか
某だけが一人残ったあの頃は
本当に心が荒んでいました。
まあ前厄・本厄・後厄三年間。
心身共に
地獄のような日々だったと。
でもあのどん底を這いまわる様な
あの時間で
脆弱な某の心身はかなり鍛えられたんだと
今更ながら検証できるわけです。
敵を恐れるな
かれらは君を殺すのが関の山だ。
友を恐れるな
かれらは君を裏切るのが関の山だ。
無関心な人々を恐れよ
かれらは殺しも裏切りもしない。
だがかれらの沈黙の同意があればこそ
地上には裏切りと殺戮が存在するのだ。
ブルーノ・ヤセンスキー
あの頃。
ヤンセスキーのこの言葉に
随分助けられました。
そして気が付くのが遅かったんですが
某にはその時でさえ
一緒の方向を向き
一緒に歩いてくれていた
仲間たちが沢山いました。
創業メンバーがあまりにも
灰汁が強かったので
後に入ってきたセカンドの職員たちは
未だに
最近入ってきた感があるんですが
校長の栗原はもう10年。
総務部長の久保さんも今年10年目。
火災前に脱サラしてうちにきた
サポステ統括藤井も8年目。
震災から一年後に上田に戻ってきた
教頭平形でさえ7年目に突入ってことで
全然新人感ゼロなんですね。実は。
なんだか
一人でがむしゃらにやってたつもりでも
全然そうじゃなかったし
外でガシガシやっているときに
サムガクを守り育ててくれたのは
今尚
こんな男に伴走してくれている
今の職員たちなんですね。
彼らは彼らで
必死にサムガクを守ってきた。
自分も成長しながら
この小さな学園を育ててきたんです。
まあ某が選んだ人財ですから。ええ。
当然と言えば当然なんですけど。ええ。
故に
某には付け入る隙間がなくなっているのは
当然の事であり
喜ばしいことなんです。
まあ某もこんまい人間なんで
寂しい気持ちは
隠すつもりもありませんけど。ええ。
沢山の方々に沢山のご厚情を頂きながら
サムガクも
それなりの規模になってきましたし
それなりの社会資源的価値も
上がってきたことは間違いないと思います。
何故ここまで多くの方々に
15年という長い月日の間
応援してもらえるのかは
正直
某的にも不思議で仕方がないのですが
ピンチはチャンス
が合言葉のサムガクだからこそ(それじゃ困るんですけど…)
常に「ヒーロー」が目の前に現れるのだと。
勝手に解釈しています。
経営者としての責務を
全部捨てられたら
生徒たちにもっと
くっつけるんだろうし
もっともっと
くだらない時間を共有できるんでしょうけど。
ある意味
経営ってのは裏方の仕事なのかもしれないなって
最近思うようになりました。
職員たちが
安心して
毎日笑顔で
この仕事に誇りを持ち
この仕事に自信を持って
同じチームの一人一人を尊敬しあい
幸せになってくれるよう
残された時間を
漏れ溢すことなく使い切るのが
某の「いきかた」なんだと思います。
今のところ今年も3名の生徒が巣立ちます。
三者三様。
あの日。
某の目の前に現れ
サムガクに入学することを決意した
あの瞬間の顔は
今でも鮮明に覚えています。
ここでそれぞれの学び方で
それぞれ成長し
社会にお返しするには
十分な人財に育ちました。
心配事がないと言えば嘘になります。
もう傍で
助けてあげることは出来ませんから。
しかし
今度はあいつらが
社会人として
未だ見ぬ後輩たちが辿り着くであろう
この小さな学び舎を
支えていく番で。
支える側としてまた仲間になります。
だから
命を預かった責任者として
最後。
あいつらに
ちゃんと言葉を送ろうと思います。
一緒にいる時間は少なかったかもしれないけど
某の心の片隅に
キミたちはずっといたんだっていうことを。
嬉しいことですけど
猛烈に寂しい。
★★ ★★
ヤンセスキーのような
崇高な言葉は一切出てきませんが
1時間くだらないおしゃべりをしています。
是非お聞き頂けたら幸いです。
毎週月曜日。2100~
FM八王子 「青春サムライフ」絶賛放送中。
FM八王子HPより
アプリDLの上
全国各地で聞きください。
★★★
お知らせ①
「ナガオカどこにでも行きますけど。」
ご依頼があれば
ナガオカは何処にでもお話に行かせて頂いています。
※個人向けのアウトリーチは除きます。
①学校などの講演会
②地域の研修講演会
③企業研修
この辺はありきたりでありますが
例えば
※地域を盛り上げる仲間たちだけで呼んでみたい。
※うちのお店のお客さんたちだけに話を聴かせたい。
※新年度のキックオフで話してもらいたい。
などなど
規模やご予算人数についても
ご相談に乗れます。
1000人規模から10人位の規模まで
ご期待に応えられるかわかりませんが
全力でやらせて頂きます。
お問い合わせは
info@samugaku.com まで
お知らせ②
「入学しなくてもサムガクの仲間になれます!!」
サムガクには全国に160名を超える
支援会員さんがいます。
会員さんの会費=寄付によって
運営されてい「寄附立学園」でもあります。
「入学は無理だけど…。サムガクに関わりたいなあ」
なんて
熱い方がいらっしゃいましたら
是非
下記から瞬時に会員になって頂けます!!
是非
お仲間をお誘いあわせの上(笑)
一緒に「サムライフ」しませんか?
会員以外でも
サムガクを支えるスキームがあります。
下記をご参照のうえ
是非是非ご協力・ご支援の程
宜しくお願いいたします。
★★
インターネット上で
申し込みが簡単にできます。
つまり全国各地
いや
世界各国からサムガクへの入会が可能!!
海外からの入会。
なんだかワクワクしますね。
もちろん
サムガクは認定NPOですので
会費は寄附扱いとなります。
領収書を発行しますので
ご自身の税制優遇にご利用下さい。
もともと納めなくてはならない
税金の使い道を
自ら選べるシステムです!
サムガクを通して
社会貢献活動へのご参加
お待ちしております!!
会員申し込みは↓こちらから
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①Book to the futher ~ホントノミライ~
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詳しいお問い合わせは
0268-38-0063
samurai@samugaku.com