今日から7月!あっという間に半年が過ぎ、今年も後半に突入しました。そして、後期終業式まであと10日を切りました。年を取るほど時間が早く感じるといいますが…。
昨日は蓼科山登山に行ってきましたが、登山に参加したしてきた生徒は、思った以上に元気な様子でした。若さもあるし、日々ストレッチや農業、ジョブタイムなどで体を使い鍛えられているせいもあるのかな…と思います。
今日の午前中、1コマ目は学級会。血圧、体重測定などの健康チェックと振り返りを行いました。

2コマ目は理事長授業「君たちの教科書 ~過去の卒業生からサムガクを考える~ 」2回目でした。

前回に引き続き、過去の卒業生が残してくれた言葉を、理事長が解説しわかりやすく伝えます。
人が幸せそうにしていることをやれば自分も幸せかといえばそうではない。他人や常識に流されず、自分の価値観を大事にできるか。
1日24時間のうち、人に奪われたくない時間はどんなに長くても8時間。15歳を過ぎてからは、ちゃんと働いてお金を稼ぎ、8時間の幸せを維持できればいい。お金に換えられない自分の時間、知足(足るを知ること)。

次世代に「求められ」「必要とされる」人材は、破壊と再生が理解できている人。毎日同じことが余裕をもってできるようになってほしい、そしてもっと効率的なものを自分で見つけたら壊せばいい。そこまでいかないと壊せずに、そのまま背負って生きていくだけ。理事長の言葉にいろいろ考えさせられます。
「ナガオカが生徒を手放そうと思う時」というタイトルで、理事長が生徒の卒業許可のポイントとして考えている点を説明します。その中で、印象に残ったのが、「嫌なこと、失敗は新しい領域に踏み込んだり、チャレンジしたときに起きる。」何もしなければ失敗しないが人生を失敗している…という点です。一歩踏み出してチャレンジできること、今の自分自身を受け入れ、自分の価値・判断基準を持てるかということかと思います。
午後は、卒業生授業でした。サムガク入学の経緯から、学園祭、仕事、卒業に至るまでを語ってくれました。やってみて気づいたこと、動き出してみると、どこかで変化のタイミングが訪れることを具体的な話の中で紹介してくれたので、何が大事なのかがとてもわかりやすかったです。

入学時には全く話すことができず、会話にうなづくのみだったそうですが、今では人と接する販売の仕事に就き、頑張っています。カレー屋さんでのアルバイトで同じことの繰り返しが嫌いではないことに気づき、その後経験した仕事でお客さんとの距離が近い働き方が楽しく、自分でも好きだということに気づいたそうです。
休学して、仕事に就き、自立した生活を送り2年半が経ち、前よりいろいろできるようになり、自信がもてるようになったそうです。

「あなたにとってサムガクとは?」の問いに、 「助走のタイミングだった。歩幅を合わせてく期間で、タイミングがあったときに成長できた。歩幅が合わなくて休みが増えたりタイミングがずれていた時期もあったが、(2年目の)学園祭にしっかり出られたから外でもできそうと思えた」という答えが印象的でした。
「今、停滞していても、どこかで成長できる場面があるかもしれない。運がよかったで済ませがちだが、うまくいかないがふえていても、いい方向に転ぶこともある。学園に行ったことでいい方向へ転がっていけた。」という言葉は、すべての生徒への励みになったと感じました。とても温かく、希望を感じる卒業生授業でした。
その後は、卒業式の歌練習を行いました。

理事長授業と、卒業生授業。温かい雰囲気の中ですが、生徒それぞれの心に響く言葉がたくさんあったのではないかと思います。
