ゴールはスタートでもあり
そのスタートは
今までを清算するラインでもある
不肖ナガオカです
★★★
コロコロのお陰で
昨年の4月から3ヶ月間。
病院の勤務を自粛していました。
今考えると
本当におかしな話なんですが
長野県に
それほど感染者がいなかったことや
田舎特有の
とんでも差別が蔓延していたり
そもそも
某が勤務する病院が基幹病院で
あったことも考慮して
欠勤していたわけです。
その間。
一緒に勤務する仲間たちは
毎日
感染のリスクを背負いながら
お仕事していたわけで。
なんだか
自分だけ逃げていたような気がして
正直
復帰の際は後ろめたさと
後悔と
情けなさが同時に押し寄せて
きたがです。
それでも
病院のスタッフたちは
みんな笑顔で
「おかえりなさい」って
言ってくれちゃうもんだから
もう
泣きそうでした。
今尚。
病院はいろいろな意味で大変です。
コロコロのせいで
本来治療を受けたい人も
病院を敬遠しているし
患者か少なければ
病院そのものの経営だって危ない。
そんでもって
感染リスクや
差別や偏見に耐えながら
頑張って仕事してきた
医療従事者の方々の「雇用」だって
危ぶまれるって話です。
全くもって理不尽極まりない。
コロコロより怖かったんは
やはり人様の方だって
某は思いました。
だからですよ。
コロコロに人類が負けるはずがない。
コロコロのが恐怖であれば別ですが
そうでないのであれば
人類が
考え方や生き方を改めれば
なんとかなるってことですからね。
某は
人類を信じたい。
日本人の良心を信じたい。
長野県民の
上田市民の良心を信じたい。
なので
某は病院勤務を堂々と続けます。
感染もしないですし
感染させません。
ワクチンは
常勤職員の皆様にお譲りしましたが
その時が来れば
ちゃんと打とうと思います。
ワクチン接種には
賛否両論あるみたいですが
効果がある以上
打たないってのは
それこそ自分本位だと思うからです。
そういう場所で
仕事する以上
自分へのリスクは承知でやるべきことはやるべきだと
某は思いますから。
外来は
本当に患者さんがほとんどいませんが
某のクライアントは
予約通りに来院します。
そして
この季節は
某の部屋でも「卒業式」が行われます。
合格発表後に
予約を入れているもんですから
部屋に呼ぶ前。
某が一番緊張しているがです。
聞くにも聞けないので
「で、最近どうなんだ?」
なんていう
プロとは思えないファーストカンバゼーションを
ぶちかましてしまう訳です。
「あ。合格しました。」
「マジかーー!!!泣」
ってな感じです。
中学一年生から
関わってきた子どもたちが
今年も13名
高校へ進学しました。
通信制高校も含めてですが
本当に奇跡的な進学です。
今までもたことの無いような
晴れやかな表情を見れるのも
某だけですから。
これ
この仕事の特権ですから。
誰にも見せたくない「笑顔」だったりしますから。
子どもたちには無限の可能性があります。
人生は「子ども時代」だけじゃ無いんです。
逆に
子ども時代なんて本当にわずか。
だから
こんなところで
つまづいたと思って欲しくない。
人生は
もっともっと楽しいものだって
知って欲しいから。