大型連休明け
本日のブログは総務髙橋が担当させていただきます。
連休明けのチェックイン。
何となく疲れが残っている人もいれば、連休中もバイトをしたり、いつもとは違う料理をやってみたり活動的に動いて普段と変わらないスタートをきれた人もいるようです。私は、不思議と連休明けスタートは働く意欲が低下せず、出勤でき心身共に嬉しいです。
連休は新潟に帰省していたので、子どもたちとゆっくり過ごしてきました。
30℃近い夏日の様に暑かった日もありましたね。それでも寒暖差に体が応えて、足首、お腹を冷やさないように相変わらずヒートテックが手放せませんでした。
米どころの新潟なので、田植えも徐々に始まっていました。サムガクもそろそろ田んぼの整備が始まってきます。
まずは志の授業からスタート。
6月まで一人一人決めた志を行って年度末に成果発表なので、残り2ヶ月。
免許取得のための勉強や、高卒認定の受験勉強、読書、ウォーキングなどをそれぞれ行いました。
学園祭が終わり、誰一人緊張の糸が切れて休養期間という感じの生徒がいないのは、それぞれが学園祭前からコツコツやってきたことに加え、もう一歩進んだ覚悟をもって具体的な動きだしへの展望が見えてきているからかもしれません。
誰かとくらべて大きな焦りをもって動くのではなく、やることを一つ一つやっていく逞しい姿や言動もみられます。
午前授業は、DIYの経験として、ミライフのウッドデッキ整備を行いました。
建設以来ウッドデッキの塗り直しをしていないので、雨風、日差しでの劣化・蜘蛛の巣とりなど塗り直し前の清掃をしました。
すべて磨いて前回の塗料を落としたいところですが、磨くだけでも一苦労です。
ざらざらして危ない箇所を中心に鑢をかけ、磨き上げました。
明日はペンキ塗りを行うそうです。
午後は、学園整備をしました。レトロなものを片付けているとついつい懐かしさにふけって見入ってしまいますね。みんな片付けをしながらもなんだか楽しそうでした。
今日で片付けは終わり、思い出横丁でゆっくり過ごしました。
みんな良い雰囲気で、連休明けのスタートが切れたと思います。
今日はスタッフと話していて自分の思考・行動・言動を学び見直す機会がありました。
学園、寮生活には集団生活のルールがあり、私たちスタッフもそのルールはぶれずに生徒の成長を考えていかなければなりません。
でも、ルール自体いろいろな事があると増えることもあるのですが、増やすことで縛るのではなく、ルールがなかった原点に立ちかえりながら、自分自身がルールの為の行動をとっていないか何度も見直すことが大切だなと思いました。時に、マイナスすることも。
自分自身、小さい頃からルールを守ることを家でも、自分自身も、人にも厳しかったように思います。校風委員長みたいな役割が多かったです。
大人になってから、あの時のルールの為の行動や主張は、自分が気持ちよくいるためのものだったのではないかと思い返すこともあります。大人になると真面目、しっかりという言葉が誉め言葉なのか、そうでないのか分からなくなることが多々ありました。
でも、学園にはいって、集団の喜びやみんなから生み出されるものをたくさん見て来て、
形式的な解決やルールに縛らせるよりも、自分自身の心の声や変化に耳を傾け、解決ではなく他者と対話することがとても大切だと学びました。
生徒も学園生活の中で、集団で行動すると、他者を理解していくときに、ルールと自分の想いとのはざまでいろいろ悩みながら、たくさんの話し合いの場ができたり、気持ちを交換し合う機会が得られ何もなかったより良い方向にいくこともたくさんあります。
前回、スタッフ研修で小島貴子先生がお越しくださったときに、
ルール(約束を守る)とマナー(守るべきものではあるが、罰則が設けられているわけではない。お互いが気持ちよく過ごすための心遣い)+エチケット(人を不快にしないこと)を生徒に教えていくことができるというお話を思い出しました。
生徒にもスタッフにも良い言葉で情報交換を行うことを改めて心がけようと、心に決めた日でした。