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学級通信「サムライフ」vol,3082

こんばんは。総務の髙橋です。

卒業式前の最後の登校日。

夏休み中も登校日はありますが、今日は終業式のある最後の登校日です。

スタッフも週末で一度気力が切れそうになりながら、

15日のイベントが完全に終了するまでは、並々ならぬ気合いと集中力がなんとか持続できている気がします。

たくさんの想いが詰まった式典、イベント。ぬけのないように準備しています。

午前中は、寮ミライフの大清掃。

みんな丁寧に掃除をしてくれました。

毎日本当にお世話になった寮をピカピカに磨きました。

午後はみんなで輪になり今年度の振り返り。

私自身、一年の感じ方が年齢を重ねるごとにどんどん早くなり、

パッと何をしていたか思いだせないのですが、みんなと振り返ると

侍学園ではとても多くの経験をしているのだと気づかされます。

1月1日能登半島地震が起こり、

駅前で街頭募金をみんなで行いました。

産院の方々の命の授業を始め、たくさんの外部講師の方の授業もありました。

アレンさんやマークさんなど外国の方が学園を訪れて一緒に過ごすこともありました。

3月末には総務の久保さんが定年でご退職され、みんなで企画をして送り出しました。

4月には大イベント学園祭。準備から本番にかけての生徒の急成長は本気の賜物。

別所線ランのボランティアやセレスホールでのバレエの公演など、

繋がりのある方々に活躍の機会を頂き普段できないことに挑戦させていただきました。

ジョブタイムや田植えたけのこ採りで食、農業、働くことを学びました。

登山は回数を重ねるごとに、あの山はこうだったよね!と語り継がれるサムガクらしい授業として定着していき、逞しく生き生きとした生徒の姿が見られました。

行事で見ても、これ以上に数えきれない経験があり、スタッフのオリジナル授業はいろいろな経験ができるように組まれているので、どれを思い出しても、一方的な学ぶ機会ではなく、生徒の表情が思い出されます。

いうまでもなく今年度のサムガクを作り上げたのは生徒です。

新しい体験生や生徒の出会いが、年度当初、予想できなかったサムガクを作りだしてくれて、

コロナかや、生徒減少等少しネガティブに取られる数年の不安を吹き飛ばしてくれたような気がします。

学園の活動に並行して、

個々の成長も生徒の振り返りからたくさん出ました。

免許を取得した生徒、

バイトを始め継続した生徒、

バイトと学校の両立目標にした生徒、

研修をやめて、自分の今後とむかあっている生徒、

数年の中で今年が苦しかった生徒、

等々、一つのサムガクのなかで、それぞれの道を模索しています。


その後、終業式ではスタッフも一言づつ振り返りました。

スタッフもまた生徒と共に成長しています。

校長挨拶では、

「記憶の中で新入生が入ってきたことが一番大きかった。

今が勝負だなという一年に入ってきてくれた。

みなさん、この一年、健康になりましたか?

なんで自分が校長をやっているかというと

ただここで働いているのが長いだけ。続けているだけ。

その中で自分が得意なこと、苦手なことを理解していっている。

長く続けることは、そういうこと。

やらないで後悔する人はいるけれど、やって後悔する人はいない。

やってみて、続けてみて、できることが増えていくと、自信がつく。

自分が困って自分を助けられるのは自分だけ。

いざという時に自分をたすけられる人でいられるかが大事

一か月以上を越える夏休み

長く続ける何かを課すことをぜひやってみてほしい。」

という言葉をいただきました。


みんな通知表などを受け取りとても嬉しそう!

今日も体験生や研修生がはいってきてくれて、

またちがった雰囲気がありました。

卒業する人もいれば、また出会う人がいる。

経験の一つ一つが、語り継がれる貴重な思い出です。

節目をもった学び舎ならではの良いところを感じました。

さて、卒業生をいよいよ送り出します!

想いは満タン。

当日はあふれ出すと思いますが、良い卒業式になりますように。

今年度もみなさんありがとうございました。

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