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令和5年度侍学園卒業式特大号

みなさん、こんにちは!
教頭の平形です。

2024年7月14日(日)
侍学園スクオーラ・今人 卒業式が行われました。

卒業生はたった1人。

上田市文化交流センター サントミューゼ小ホールをお借りしました。

晴れの舞台ですから、打合せは念入りに。

普段化粧っ気のない彼女が、プロの手によって大変身。

いよいよ本番スタート。

客席から登場。

卒業証書授与。

理事長式辞。

※以下、理事長式辞より抜粋

『よくわかりませんよ』よく君はこの言葉を使いました。

それは誤魔化しではなく、本当に分からなかったんだと思います。

しかし人は人の中で成長しないはずがないのです。

どんな無関心を装うとも、人の中で人は人間へと成長していくもの。

気が付けば君は「世話焼き姉さん」になっていた。

斜に構えながらも、生徒たちの中で君が笑っている姿は本当に微笑ましかった。』

来賓祝辞。

次世代サポート課長の馬場様。

株式会社巴屋の武田社長。

デッサンの授業を担当してくださっている清水先生。

在校生送辞。

緊張すると笑い出すタイプの彼女。

卒業生へ手を振ったりしながら、にこやかに読み上げる送辞は、とても彼女らしく、卒業生との関係性も見えて、とても微笑ましいものでした。

※以下、在校生送辞より抜粋

『またSさんは、学園での作業も器用に早くこなしていましたが、不器用で作業が早くない私の事を手伝って助けてくれました。Sさんは私にとって、お姉さんのような人でした。そんなSさんの姉御肌をこれから入ってくる新入生や後輩たちに伝えていきたいと思います。』

卒業生答辞

面倒くさがりと自負する彼女の答辞は、シンプルで飾る事のないものでした。
彼女の言葉で、この仕事を続けてきたことに間違いはなかったと思えたり、これからも続けていこうと思えたりするスタッフが少なからずいます。


※以下、卒業生答辞より抜粋『お母さん、お父さん。8年以上もの長い間、待たせてごめんなさい。サムガクに来る前は、ただ何となく毎日を過ごしつつ、漠然とした焦りからわずかに出た「死にたい」という気持ちをぶつけてしまったり、サムガク入学後も何か進んでは2~3年停滞を繰り返したり。おまけに連絡する癖が全くなく、心配ばかりかけてきたのではないかと思います。去年、お父さんが倒れてからは、なおさら負担も大きいだろうと思いながらも、自分の中の不安や環境の変化もあって日々の維持で精一杯でした。けれど卒業をするにあたり、今までの感謝も申し訳なさも含めていろいろと考え、頼るべき相手には頼りつつも出来るだけ恩返しできるように、支えていけるように頑張っていきます。ありがとう。』

保護者謝辞。
ご家庭の都合で、今回は上田にはいらっしゃることができませんでしたが、動画をお預かりして会場で流すことができました。

娘さんへの愛とユーモアに溢れたお話で、会場からも笑い声が聞こえていました。
みんな泣いたり笑ったり。サムガクならではの謝辞をいただきました。

卒業の唄

「旅立ちの日に」
自称リズム音痴の彼が、時折、ずれながらも、なんとかまとめ上げました。
みんなの写真は、今回、まだ写真使用のできない体験生も登壇していたため、ブログではご紹介ができません。でも、生徒・スタッフ一緒に、笑顔で歌い切りました。
伴奏が沖縄校スタッフだったため(上田校には弾ける人がいない・・・)、当日のリハーサルで初めて合わせたのですが、なんとかなりました~~。

最後は会場のお客様すべてに見送られて、卒業生が退場します。
これは、たんにこの会場を出るということではなく、「侍学園」という学び舎を巣立ち、社会に出てゆく旅立ちの瞬間です。

彼女のこれからの人生にエールを全員で送ります。

本当に本当によく頑張りました。
避け続けてきたことに、向き合わねばならないことが、あまりにも多かった。
よくここまで来ましたね。

私たちは、みんなあなたのことが大好きです。
だからあなたもこの先、躊躇せず、誰かを大好きになってください。

ありがとう。
さようなら。
これからもよろしく。

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