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学級通信「サムライフ」vol,3133


今週もスタート!総務髙橋がブログを担当させていただきます。


朝のチェックイン。
体調を崩している生徒も少なく、月曜日でも安定している様子。

家族とのやり取りで感じていることなど共有したりしました。


昨日から早朝バイトをスタートした生徒に話をきいてみると、今日は朝マイナス1度だったので、朝、霜で車が凍っていたようです。先週のお昼に、長野の冬は車が凍って、朝どう霜をとるかの話をしていたばかりだったので、対策グッズもちゃんと用意していたとのこと。事前に朝起きられるように睡眠時間の調整をしたり、自発的にがんばっています。

車の取得も、バイトも、スタートしたばかりですが、着々と前に進んでいます。

午前中のプログラムは情報ライブラリーという上田市の図書館で1月に行く小旅行先の候補を調べてきました。

青春18切符を使用して小旅行を予定していたのですが、使用方法の改定があり、1日単位のバラ使いができず切符を買った本人が、5日間連続、または3日間連続使用するというように変更となった為、今回はなるべく遠く行けるところまで行くというには限られた時間とお金の範囲で難しいと考え「公共交通機関を利用した一泊二日の小旅行」に変更して、再計画。午後に行き先を決める為に、主要の行き先の本をGET!

ガイドブックで行きたいところを探して、出し合い黒板に書きました。

東京人気!続いて栃木、岐阜、愛知。

最終的に絞り込まれたのは、東京、栃木。

そして東京に決定!これから宿をとったり、行く場所のルートを決めたり楽しみです。


そして今日は以前サムガクに勤めていた五十嵐さんが着物をご寄付してくださいました。

家紋のはいった立派な葛籠にはたくさんの着物がはいっていました。

今人ホールにみんなで干しました。また学園祭などで使用できそうです!

みなさん、立派な着物を大事に保管されているのですね。

着物と言えば、私事ですが、昨日子どもの七五三のお祝いをしました。

まわりではスタジオで写真を撮ったりする人も多く華やかなお祝いなのですが、

私は本当にささやかに子どもの成長をお祝いできればいいかなと思っていました。

どうしようかなとちょうど思っていた時、サムガクに勤めていた久保さんにに着物を譲っていただきました。

娘さん、お孫さんも着られた素敵な着物で、綺麗に保管されていました。

そこから話は始まって、学園でもお世話になっている美容室トロワで初めて髪の毛をアレンジしていただき、理事の方々の協力で、被布をお借りし、着付けをして頂き、ささやかというよりもむしろたくさんの方のお手を借りながら、お祝いしていただき、迎えることができました。

いつか子どもが大人になったときに、たくさんの縁で成長をお祝いしてもらったことを伝えられたらと思っています。

人は1人では生きていけない。

そう実感したのはサムガクにきて、生徒の成長をみながら仕事ができているからかもしれません。

長い間、スタッフや生徒と関わっていると、自分自身やその人の人生の節目に立ち会う機会が多くあります。とても良いことも一緒にお祝いさせて頂くし、身内の不幸などつらいこともあります。

私はサムガクに勤めている間に、父親を事故で亡くしたのですが、

そのときはあまりに受け入れがたく落ち込み「こんなに苦しくて絶望している自分は生きている意味があるのか」と感じていたときがありました。

でも、父の葬儀に学園の理事やスタッフ、生徒や卒業生がたくさん時間を割いて参列して下さったことは、一生忘れてはいけないな、私の恩返しでは足りない、この温かい縁を繋げ続けていく使命があるなとその時思い、今もなお思っています。

何かあった時に、まわりに助け合える人がいる。侍学園に関わる人たちは、少なくとも必ず一人ではない。これはとても幸せなことだなと改めて、感じるこの頃です。

これから出会う、今はまだ孤独を感じる人も、決して一人ではないことをサムガクの仕事を通して伝えていけたらと思う今日この頃でした。

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