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学級通信「サムライフ」vol,3174

みなさん、こんにちは。教頭の平形です。

寒波中の信州上田。今朝の気温は-8℃。

窓の内側が凍っていて、「外かよ!」と叫んでしまった朝です。

生徒の中には、免許取って初の冬を迎え、「出勤したいのにフロントガラスがガチガチに凍って大慌てした!みんな、どんな対策をしているのか」と相談している姿が見られました。
トラブルやアクシデントは成長のチャンス。
その時は嫌な気持ちかもしれませんが、全ては大事な経験。
今後のスキルに繋がります。

今日の1限目は、お楽しみの「ベルマークポイント」交換品の選定!

テトラパックをひたすら集めて、ベルマークポイントに交換。
18000円分貯まったので、欲しい備品を買おう!という時間です。

カタログを見ながら、みんなでワイワイ選びます。
バスケットボールが欲しい、ソフトバレーボールがいいよ、もっと貯めてビブスを揃えようなど意見が飛び交い、結局タイムアップ。
お買い物は楽しいよね。

2限目は池村先生のクラシックバレエ。
バーレッスンから始まり、本番さながらの振り付けとフォーメーション!

先生の指導はとても分かりやすく、ちょっとしたコツで、体の硬い我々でも、美しく見えてきます。

美しい姿勢、柔軟性、リズム感、見たものを表現する力、チャレンジ精神。
得られるものがたくさんあります。

男性役と女性役に分かれると、女性役の男子は、なんだか可愛く見えてきます。
最後まで笑いの絶えない授業でした。

午後はポーランド在住で、日本語学校に勤務しながら、ウクライナ支援を続けていらっしゃる坂本龍太朗さんの講演会!

https://www.hmv.co.jp/artist_%E5%9D%82%E6%9C%AC%E9%BE%8D%E5%A4%AA%E6%9C%97_000000000812219/biography/

ユダヤ人にビザを発行し続けた杉原千畝や、シベリアで飢餓や病気に苦しむポーランド孤児を日本が救済した件などから、ポーランドは親日国。
そんなポーランドから隣国のウクライナへの支援を続けている坂本さん。

ウクライナの子どもたちの笑顔と未来を守る為に、物資支援、避難所運営、就学支援など精力的に行われています。

ウクライナの人たちが戦っているのは、「ロシア」と「冬」と「無関心」だというお話に、ハッとしました。

8000㌔離れた国に対して、大きなことは出来ないかもしれません。

でも知る事はできます。「知る」支援が今日始まったのだと思っています。

「あなたの隣に泣いている人がいるのに、笑っていられますか?これは、ミサイルの破片です。これが子どもたちのいる学校に飛んできます。」

全てを自分事に考えることは出来ません。
しかし、「知る」ことにより、相手の立場を思いやれるようにはなります。

坂本さんのエネルギッシュな90分の講義。
忘れられない時間となりました。

記念写真の絵画は、ウクライナから届いた「日本への感謝」を込めた絵画だそうです。
こちらをなんといただいてしまいました!
ウクライナに思いを馳せて、自分に何ができるか自問自答しながら、眺めたいと思います。



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