今日のブログは総務髙橋が担当させていただきます。
午前中の授業は入学生2名の歓迎会について話し合いました。

といっても、入学生を含めてみんなで何をやりたいか考えるので、
入学生からの希望をききながら、
BBQやものまね大会、レク大会などが上がりましたが、最終的には上田名所めぐりに決まりました!
今年度は歓迎会や誕生日会等生徒会の企画を増やしました。

一見、お楽しみ会が多く見えるのですが、
他者の節目を気に掛けることまでは出来ても、企画して時間を共有することは実はとても大切だと思います。こういった機会があることで、生徒同士の何気ない会話が増えているということを実感しています。


昨日、学園のご近所で畑のやり方などをアドバイスしていただいていたり野菜をくださっていた方がお亡くなりになったことを知りました。
冬の期間でもあり数か月お見掛けしていなかったので、最近どうしているかなと気になっていたのですが、別のスタッフが気になってご自宅にお尋ねした際に、その方がお亡くなりになっていることを知りました。
私自身ご近所でありながら早くそのことを気付けなかった恥ずかしさと、一番はもう一度ご本人と会話できないことがさみしい限りです。
身近なつながりの中で、他者を気にかけ、その想いを行動し言葉にすることはとても大切
だなと改めておもったこの頃でした。
故人の方へ心よりご冥福をお祈りいたします。そして、一緒に時間を共有していただいた日々に心より感謝申し上げます。
午前中は理事長授業もありました。
「薬ってなんなのか?」を題材に
それを改めて考えるきっかけになる授業でした。
人間は、脳の個体差がはっきりしている動物。
子どものころは言葉や行動などの発達段階が一人ひとり違いがあっても当たり前にみえても、大人になるとそれがより見えにくくなり仕事の中では一人の大人という一律で評価されてしまうことも多くなり、苦手、できないものが、特性ではなく障害という診断がついたり、周りからの評価で自信をなくしたり、それをきっかけに心身の不調がスタートすることもあります。

自分の状況の把握・判断が重要で
自分の身体がどんな状況にいるのか知らないと原因を除去する処理ができない。
そのままにしていると社会で生きることが苦しくなるので、病院にかかり
場合によっては薬が処方されることがあるかも知れません。

では、薬とは何なのか。
皆さんは、いつ薬をのみますか?何のために薬をのみますか?

生徒からは「体調が悪化したり改善しない時、痛いとき」などの言葉が出ました。
お薬はその人の命と人権を守るため投薬を選択することがありますが、
不調は自分の身体が何とかしようと戦っている証でもあり、
なぜ不調になってしまったのかの原因と本人の処理能力が大切になりますが、
速攻で一時的な回復の為に薬をのむのだと認識してしまうと、薬による2次的不調に陥るかもしれません。
風邪をひいたとき病院の診察は2分ほどで終わり、薬を処方されるのが一般的なので自分が飲んでいる薬は自分で効果・副作用を知ろうとしなければ、
お医者さんが言ったから大丈夫だから不調があるうちは飲み続けるという認識になりがちです。

無知に恐れること、知ろうとする努力が大切だと改めて感じました。
明日は身近に処方されているかもしれない薬についての知識を学ぶ予定です。
午後は、みんな大好きモルックの授業!
学園祭で準備・総括などがやっとひと段落したので、簡単なルールで盛り上がるモルックは好評です。
今人ホールからは大盛り上がりしている声が響いていました。


生徒の感想も「いい汗かけた。」「モルック楽しかった。」が勢ぞろい。日頃の溜まった心身の疲れを発散するきっかけになったようです。




生徒すべてが別々の段階で通っていたり、働いていたりするので、
ふっと他者と比べて自分が成長していないなと感じる生徒もいるかと思います。
焦りや不安は誰もがもつものでもありながら、
本当に健康した心身ではどんな状況でも自分を満たし安定を感じることができるのではないかと思います。

サムガクの中や、社会、家族、身近な友人知人の中で、そんな気持ちを吐き出しながら、すこしでも自分の役割を感じていくと、孤立しそうな心を少し溶かせるかもしれません。
明日は、楽しみにしていた沖縄校スタッフによる命の授業を受けます。
連日新聞の信毎で国の少子化対策を考える「産む・産まない・産めない・産みたくない」など様々な人生の選択を取り上げている記事が特集されています。
NHKでもこんな記事を読みました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250509/k10014799731000.html
授業で色々感じ、自分の感じたことを大切にし、それをもっていても良いことを、
共有すると誰かも考えがあることを
明日の授業で、命があることの奇跡を学びながら考えを深められればよいなと思っています。
