コンテンツへスキップ

学級通信「サムライフ」vol,3222

みなさん、こんにちは。

教頭の平形です。

徐々に蒸し暑くなってきた信州上田。

今日のサムガクは朝から目一杯の授業授業授業!

1限目は理事長授業2回目。
薬についてのお話です。

抗不安薬や睡眠薬等の体への影響について。

服薬をしている生徒や、以前は飲んでいたが減薬し断薬した生徒もいます。

みんな自分事として聞いていました。

我々支援者が気を付けなければいけないのは、「薬の影響」で不調になっているのか、「元々のパーソナル」の問題なのかをしっかり見極めて対応をしていかねばならないところです。

そして会話の食い違いなどで、人との関りが困難な状態にある場合、コミュニケーションスキルの訓練や実践的教育(福祉的補助)を利用し、会話の食い違いが減少・改善していくことができます。

減少・改善を期待できる手段が薬以外にあることを学びました。

また、安易に薬に頼るよりも、体を動かして「不調」を「好調」へ持っていくことも大切です。簡単にできるトレーニングを教わりました。

5分程度の運動でしたが、じんわり汗をかきました。

毎日、小さいことでいいから続けてやることで、徐々に体も慣れ、体力もついて、健康に向かっていきます。

私は毎日、風呂上りに柔軟体操をしています。
目で分かる工夫として、同じ厚さの本を積み重ね、それにおでこが触れたら1冊ずつ抜いていきます。14冊からスタートし、1か月半で9冊におでこが届きます。いつかは床にぺったりが目標です。


そんな憧れの柔軟性を持つ池村先生のバレエの授業。

姿勢や指先まで美しく、意識を持って。

バレエの5番という足の置き方があるのですが、女性は子どもの頃から練習しないとできなくて、男性は筋力があるので未経験でもできる場合が多いと聞きました。
よく見ると男子生徒のほとんどが出来ていました。

ペアを組んで、1分ほどの振り付けもしてもらいました。
決して上手ではありませんが、音楽に乗って、みんなで楽しみました。

もしかして、12月の発表会に出演させてもらっちゃうかも・・・・?

午後は沖縄校スタッフ さやかさんの「命の授業」。
ZOOMを繋いでのリモート授業です。

小学校の教員だったというさやかさん。
優しく、はきはきした話し方で、とても分かりやすく説明していただきました。

わずか0.1mmの卵子が受精して、1週間ごとに大きくなっていく様子は、ゴマ、米、小豆、大豆、カシューナッツの大きさと同じなんだそうです。

そこから、人の形になり、心臓が動き、目が開いて、やがては産道を通って生まれていく様子を、人形や骨盤の教材を使って説明してもらいました。

赤ちゃんが本当に様々な工夫を自らして生まれてくることに、驚き、感動しました。

そしてたくさんの人が、赤ちゃんの誕生を喜び、祝福してくれる様子を動画で実際に見ると、涙が出ます。
命の誕生とはこんなにも苦しく、素晴らしく、愛おしいものであること。
自分もそうして生まれてきたこと。
様々な感情が、みんなの中に生まれていたようです。

後半はプライベートパーツに対する考え方、生理について、セルフプレジャーや性器の洗い方、人との距離感についてなど、日常では聞きづらいことを、しっかりと伝えていただきました。

このような授業を、自団体の職員が実行できることは、本当に誇りに思います。

さやかさん、本当にありがとうございました。

今日の帰りの会で、生徒の皆に伝えた言葉があります。
「不機嫌は無言の暴力である」

疲れていたり、焦っていたり、イライラしている時に、「察してくれよ」というオーラを出してそこにいることは、無言の暴力。
もし周りが何も言わないのなら、気づいていないのではなく、周りが多めに見て許してくれているのだということに気付けるか?

自分が気を付けるのはもちろん、誰かの不機嫌に出くわした時にどう対応するかを、少しみんなに考えてもらいたいと思って話しました。


サムガクは毎日、こんな風に、様々な情報と言葉と行動と学びに溢れています。
1日の終わりに、いくつその新しい何かをキャッチで来たかを振り返ってほしいと思います。

私も振り返ります。


それではまた明日。

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です