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2021年6月21日

学級通信「サムライフ」vol,2527

 

今日のブログは総務が担当します!

 

午前中は、月2回の子どもシネマクラブ!

映画上映会でした。

午前中生徒が鑑賞した映画は、1972年のイギリス映画『小さな恋のメロディ』です。

ビー・ジーズのテーマ曲『メロディ・フェア』と共に日本でヒットした映画です。

映画の裏テーマは、「大人社会に対する反抗」

11歳の男女がひかれあいすぐにでも結婚したいと思い、周囲の大人たちを巻き込みながら

成長していく物語でなんとも可愛らしく楽しいストーリーです。

 

この映画、懐かしい!と感じる方もいるのではないでしょうか?

そんな懐かしくて良い作品が映劇ではたくさん上映されています。

 

 

月2回の子どもシネマクラブにあわせ、サムガクでは生徒がSAMUcafeを開いています。

今日のワークショップは、午後の上映作品「宇宙の約束」にかけて、

天気予報に詳しい生徒「おさだ先生のお天気教室」を開催しました。

 

とてもわかりやすい解説で、皆がなるほどと思う話をたくさん持っている生徒なので、

学園でのコラムもいつも評判です。

 

今日もたくさんのお客様に来ていただき、良いワークショップになったそうです。

 

 

 

午後は卒業生授業

 

今年は東京校の生徒も1名卒業します!

在学期間5.6年だった彼女は、現在、21歳で東京の美大に通っている為、その合間をぬって今回はオンラインにて卒業生授業をしてくれました。

 

東京校の生徒やスタッフも見守ります

 

授業のテーマは『世界について』

自分の世界の広がりについて話すため、幼少期から現在までの話しをしてくれました。

 

小さい頃から絵を描くのが好きで、絵描きだったおじいちゃんの存在が大きかったそうです。

おじいちゃんと絵を描いて過ごした3才の記憶が今も鮮明に残っていて、今は亡きおじいちゃんのたくさんの作品にずっと憧れてきました。

おじいちゃんの作品も今も大切に家で保管していて、見せてくれました。

 

小学校5年で、今も一緒の大学に通っている大切な友達に出会います。

 

ただ中学時代は、本当に些細なことがきっかけで、学校に行けなくなり絶望したといいます。

自分の居場所のなさを強く感じ、

学校に行けないのなら、家でおとなしくしていなきゃと思っていたそうです。

学校とは別の場所で、楽しそうにしていることは罪悪感があり、なかなかその世界から

抜け出すことはできませんでした。

 

 

サムガクにはいり、いろいろな人に出会い、経験し、世界が広がったそうです。

その時はまだ与えてもらった世界ですが、中学だけでなく他の場所場所で生き生きとしていいんだという自分を見つけたことが

サムガクでの一番大きな変化だそうです。

 

中3のある日、芸人(現在は解散していますが)ラーメンズに出会い、心惹かれます。

最初は、知識不足でネタの理解が出来ない部分もありましたが、

それがきっかけで、『学問』に興味を持ち始めました。

この人たちみたいになりたい!という想いから、

高校の定時制に行き始め、美大を目指し、見事一発合格。

大学一年目はコロナの影響でオンラインなどが多く大変な時期もありましたが、

今は授業が再開し始め、色々な人や物に出会い、毎日たくさんの刺激を受け、

吸収しているそうです。

 

写真にとれなかったのですが、

現在美大で作成した作品(岩を油絵で描いた大きな作品)を見せてくれました。

 

 

すごく観る人の心を動かす、素晴らしい作品でした。

 

 

 

生徒から

今後どうやって自分の世界を作っていきたいですか?

という質問があがりました。

 

その答えで、

先日美大で受けた授業で

「アーティストは孤独。人の日の目にあたるまでは孤独。」

そんな中でも、知らないことがまだまだあるという事を自覚し、

もっともっと吸収したい!人、物でももっと知を広げたい!

という力強い返答を頂きました。

 

私は、彼女が中学生の時に、学園祭の東京校モザイクアートを発表してくれた時に、

初めて出会いました。

 

その時、たくさんたくさんたまっていたエネルギーが今は、

作品に向かって、そして自分の世界に向かって発信されていて、

その生き生きした姿に感動しました。

 

まだまだ若くて、たくさん吸収して、たくさんの経験をしていくさなかですが、

一本の柱がそこには見えて、自分の道を歩んでいるんだなと感じ、

心から卒業を後押しし、送り出したいという気持ちで一杯になりました。

 

与えられた世界から、自分の世界を作りだしていく卒業生の姿。

とてもたくましいです。

 

かつて、影響を与えたラーメンズのように、

彼女の存在が、また誰かに作品や生き方をとおして影響を与えていくのだとおもいます。

 

一人の人生に出会い、自分の世界を広げてくれる、

そんな機会がサムガクには溢れていて、本当にこの場所で働けることに感謝です。

 

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