入学案内
サムガクとは
侍学園スクオーラ・今人(通称サムガク)は「学びや新しい自分との出会いを求める全ての人々の為の学校」を設立趣旨とし、年齢無制限で生徒を受け入れています。社会で生きづらさを抱えた若者や、社会の中でサポートが必要な子どもたちに対して、自分らしく充実した人生が送れるように、学校形式での包括的な自立支援を行っています。学生寮を完備し、生活習慣を整え、様々な家庭の文化と出会い研磨されながら、社会性を身に着けていきます。
ファーストステージ
「基本的な生きる力」
衣食住の充実
侍学園のプログラムに参加していく中で生活リズムを整え、給食スタッフによって栄養バランスのとれた食事を摂り、心身ともに健康であることを目指していきます。
さらに寮生活の中では、料理・洗濯・掃除などの家事や規則正しい生活を通して、「一人で暮らす力」を身に着けていきます。
他者との協働
侍学園には年齢も性別も様々な生徒たちがいます。その中で様々なプログラムに参加し、さらには寮生活でともに生活をする中で、他者と協働することを学びます。それは即ち、他者と自己の違いを知り、自分自身を理解し受容していくことにつながります。
生きるための学び
侍学園では様々なプログラムが存在します。スタッフによるオリジナル授業に始まり、若者サポートステーション・シナノと連携した就労に関する授業、美術や音楽、体育などの心と体を育む授業など様々です。そういった授業を通して生徒たちは幸せに生きるための学びを得ることができます。
セカンドステージ
「働いてみる」
「基本的な生きる力」を身につけた生徒は、就労体験から中間就労(有償就労研修)へと移行します。侍学園と企業側で協議を重ねた上で研修をスタートするため、学園スタッフと企業担当者のサポートのもと「働く」ことを経験します。
この就労ステージでは様々な地域企業との連携を図ることで生徒は勿論のこと、研修先の企業にも迷惑や負担をかけないスキームが構築されています。
サムガクのベーシックスキルを手に入れてもその次のステージで自信を無くしてしまったり、企業側に「無業経験者」に対する良いイメージを持たれないケースを防ぐために事前に当学園のミッションについて企業側と協議を重ね同意が得られた企業と研修をスタートしたり、ジョブサポーターとして法人スタッフが生徒に同行し、一緒に研修に参加するなどきめ細やかな段取りをしています。
研修中や研修後に、企業担当者とのミーティングを密に行い振り返りや改善点をお互いが出し合うことで、研修の質も向上させるよう努力してきました。
同時に企業が新人職員に対して抱える「問題」を解決するケースも当法人のスタッフとのミーティングの中で生まれることもあります。
サードステージ
「働き続ける」
中間就労を経験した生徒たちは、いよいよ具体的な「経済的自立」に向かってステージアップを図ります。
提携企業やそれ以外の一般企業への求人に挑戦し、パートタイム・アルバイト、契約社員、正社員とチャレンジをしますがこのステージで、「自信と習慣」を手に入れることが、サムガクプログラムの中で一番重要なステージと言えます。
自分で「手段と方法」を学んで、自らの「選択と決定」において企業と「契約する」ことで、初めて「就労意識形成」は完成に近づくからです。
このステージでは、法人スタッフは「影役」に徹しながらも、定期的な面談を設定し精神的、肉体的に「オーバーワーク」になっていないかの確認「だけ」に努めます。
困った時に「人に頼ってもいい」という思考は勿論必要でありますが、同時に「一人で解決する力を提案する」ことが、本当の意味での「精神的自立」を促すからです。生徒たちの力を見誤り、必要以上のサポートは、不全を再び起こしかねない火種になるからです。
雇用された企業とも、引き続き法人スタッフが連絡を密に取り、企業側の困り感と、生徒たちの困り感の双方をヒアリングすることで、お互いの「継続」に貢献できる仕組みを作ってきました。
これが、卒業後の就労率は100%となる理由です。
1. お問い合わせ
お問い合わせいただいた内容で対応を考慮し、日程調整の上、本校へ
お越しいただくか、オンラインでのカウンセリングを行わせていただきます。
※電話やメールでのカウンセリングは行っていません。
2. カウンセリング(有料)
ご予約いただいた方に法人スタッフがお話を伺い、カウンセリングを行います。カウンセリングは60分5,500円です。
3. 体験入学、体験入寮
サムガクでは入学前に体験入学と体験入寮を行っていただきます。
実際にサクガクの生徒と一緒にカリキュラムを受け、学園とのマッチングをはかります。
4. 入学面談
入学前に改めて本人、保護者、スタッフ、理事長を交え面談をします。
サムガクの入学に資格や学力などは関係ありませんが、本人の入学への意思が最も重要になります。
5. 合否連絡、入学書類準備
入学が決まり次第、入学に必要な履歴書などの書類を用意していただきます。
6. 入学(随時)
上記1~5の過程を経た方は、9月入学式ではありますが、随時入学可能です。
各校の紹介
上田本校
侍学園 スクオーラ・今人の上田本校は長野県上田市にあり、周囲は「塩田平」と呼ばれる自然豊かな田園地帯に囲まれています。家庭や本人の実情にあわせて2通りの通学方法を選択できます。「通学型」では自宅やアパートから、「合宿型」では寮生活をしながら学園に通います。学生寮には、全国から若者が集まり共同生活を行っています。
かつて工場として使われていた大きな建物を改修して、2011年4月に新校舎として移転しました。
上田電鉄別所線の神畑駅から徒歩7分の場所にあります。
住所:〒386-1323 長野県上田市本郷1524-1
TEL: 0268-38-0063
施設紹介
[ 教室 ]
侍学園は2階建ての校舎があり、1階にはスタッフの事務室、2階には広々とした教室があります。授業やホームルームは基本的にこの教室で行います。クラスはひとつで現在は約30名の生徒が一緒に授業や活動を行っています。広々とした教室で、公開授業の際には60名以上の人を収容して授業を行います。大きな窓で外の光や風が入りやすく、優しい雰囲気に包まれています。
[ イマジンホール ]
ホールは、校舎の約半分を占める大きな空間です。高い天井に照明、前面の壁にはスクリーンを備えていて、イベントの際には映像を上映したりステージ発表を行ったりすることができます。通常時は生徒も自由に使うことができるので、ここでスポーツをしたり音楽活動をする姿が見られます。
[ ミライフ(寮)個室 ]
侍学園から歩いて3分ほどの距離に寮『ミライフ』を備えています。造りは2階建てで部屋数は女性用と男性用がそれぞれ10部屋ずつ、計20部屋あります。また各自に個室が割り当てられているので、プライバシーは完全に守られます。男女の部屋はリビングを挟んで東西に分けられていて、スタッフが交代で宿直にあたっているので女性でも安心して生活していただけます。
[ ミライフ(寮)リビング ]
寮生の共同設備としては、シャワールームが男性用と女性用の2つずつ、それに皆で食事やミーティングを行うリビングルーム、3つのシンクや大きな冷蔵庫、オーブンを備えた広いキッチンがあります。個室へのテレビの持ち込みは基本的に禁止ですが、リビングには共同の大きなテレビが設置してあり、自由時間には好きな番組を視聴したり、ゲーム機で遊ぶこともできます。寮には共同生活のルールはありますが、特別に厳しい規則などは設けていません。決められた時間に起床して支度を整え、ここから登校します。皆で食事をしたり掃除をしたり、当たり前の日常を送ることで就労に適した生活リズムを獲得していくことが目的です。その日の出来事を話し合ったり、余暇を一緒に過ごすことでコミュニケーション能力の醸成も進みます。
上田本校ブログ
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学級通信「サムライフ」vol,2921
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みなさん、こんにちは!教頭の平形です。 快晴の信州上田。気温も22℃と超適温!! やっとこさ、猛暑が終わった感…
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学級通信「サムライフ」vol,2919
みなさん、こんにちは。 山は見るものがキャッチコピー、栗原です。 今日は絶好の登山日和となりました!!!! 雨…
沖縄校
侍学園スクオーラ・今人の沖縄校は、沖縄県島尻郡八重瀬町の農村地域にあり、小高い丘の上に建っています。沖縄県南部地域の概ね15歳~18歳(その他の年齢は応相談)を対象に、学校形式での自立支援を行っています。沖縄の自然豊かな環境と文化の中で、人や社会と繋がる体験型の学びを提供しています。
電話: 098-998-3150 (受付時間:月~金 10:00~18:00)
メールアドレス: okinawa@samugaku.com
所在地: 〒901-0504 沖縄県島尻郡八重瀬町後原841番地
[サムガク沖縄校が大切にしている5つのこと]
- 若者もスタッフもともに学び育つ(共育)
- 人と体験と出会い、そして可能を拓く
- 主体性を育む
- 体験を経験へ
- 仲間と出会う
[プログラムについて]
遊ぶ
外出、イベント、ゲームなど
学ぶ
自己理解・他者理解、社会人講話など
働く
職場見学・実習、職業人講話など
くらす
趣味活動、調理、宿泊など
[1日の流れ]
8:30 送迎
11:00 午前プログラム
12:30 昼食・休憩・送迎
13:30 午後プログラム
15:00 送迎
※秋・冬の時期に、約3ヶ月の短期集中プログラムがあります
[これまで関わった若者の声]
「今まで知らなかった仕事を知れて、選択肢が広がった!」
「目標ができ、仲間と取り組むことで自信がついてきた!」
「こんな大人もいるんだ!ということがあって、自分なりの生き方を考える機会になった!」
「何かを変えたいけれど何をしたらいいのか分からなかった。。。でも丁寧に話を聞いてくれるスタッフがいて、一緒に向き合ってくれた!」
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