「本気の志」と、3.11を想う一日
1コマ目は恒例の「本気の志」。一人ひとりが「今、本気で取り組みたいこと」に向き合う時間です。




歌の練習をする人、静かに読書に没頭しているはずの人、ストレッチで体をほぐしているように見える人、散歩チーム、パソコンの勉強に集中する人。進学のためもうすぐ休学する生徒は、残る生徒のために、寮での朝ごはん作りマニュアルを作成してくれていました。置き手紙のようで泣けてきます…!


同じ教室にいながら、やっていることはみんなバラバラ。でも、なぜか不思議とまとまりのある時間です。それぞれが「自分の志」に向き合っているからかもしれません。
…ちなみにスタッフは、横で「みんな偉いなぁ」と思いながら見守る係です。
2コマ目は、昨日に続き平形授業2日目。3.11大震災から、今を生きている私達が考えるべきことについてでした。


授業では「風の電話」のお話が紹介されました。
もう会えなくなった人へ想いを伝えるための電話として知られているものです。


そこから生徒たちには、「もし今日を最後に、もう会えなくなるとしたら、誰に何を伝える?」というテーマで手紙を書いてもらいました。

両親に向けて、祖父母に向けて、友人に向けて。
スタッフがコッソリ覗かせてもらったところによると、意外と(?)お母さん宛ての手紙が多かったように感じました。
普段は照れくさくて言えないことも、紙に書くと不思議と出てくるものですね。
教室はいつもより静かで、ちょっとしんみりした時間になりました。
しんみりしたあとは、給食タイム。この日のメニューは 鶏そぼろ丼。静かな手紙タイムから一転、「お腹すいた〜!」の声とともに、教室は一気に現実世界へ戻ってきました。いつもおいしい給食を提供してくださる食育スタッフさん、ありがとうございます!

午後は、学園祭に向けて係ごとに分かれて準備。


子ども班は、折り紙ワークショップの試作。「どう教えたら分かりやすい?」と話しながら、折り方の見本づくり。

掲示物発表班は、外部講師の先生方の紹介文づくり。長年サムガクで授業をしてくださっている先生方一人ひとりのお顔を思い浮かべながら作っていきます。

お店班はメニュー表づくり。今年はどんなおいしいものが登場するのかな~?こうご期待!

学園の畑では、文化祭までには開花しキレイな彩りで会場を飾る予定(‼)のお花の種に水やりをする生徒の姿が。この寒い中、半袖姿でダイジョブ!?

屋外装飾班がいないと思ったら、近くの川で発見!


装飾に使えそうな水生植物を探していたそうです。
地元の自然保護団体の方々かと思いました(笑)
こうして、それぞれの場所で少しずつ学園祭の準備が進んでいます。
そして 14時46分。
生徒もスタッフも手を止め、
東日本大震災で亡くなられた方々へ、静かに祈りを捧げました。
にぎやかな時間も、真剣な時間も、静かな時間もあった一日。
15年という年月を思いながら、今日という日を大切に過ごしました。

明日もあさっても、「普通の日」が続きます。元気でご飯が食べられて普通に過ごせることの大切さに感謝しながら過ごしたいものです。