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不登校
全国 (小・中学生)

353,970人

(令和6年度 文部科学省)

不登校
長野県

7,248人

(令和6年度 長野県教育委員会)

文部科学省は不登校を、病気や経済的な事情を除き、心理的・情緒的・身体的、あるいは社会的な要因によって「登校しない、または登校したくてもできない状態が年間30日以上続くこと」と定義しています。
この基準に照らすと、年間29日以下の欠席にとどまる児童生徒や、保健室登校、部活動のみ参加している児童生徒は、統計上は「不登校」には分類されません。

しかし、こうした“グレーゾーン”に位置する、いわゆる「不登校気味」の児童生徒は潜在的に多く存在すると考えられます。公式な数字には表れないものの、学校生活の中でさまざまな生きづらさを抱えているケースが少なくありません。

39歳までの年間自死者数

5,664人

(令和6年 厚生労働省)

日本では、年間およそ2万人の方が自ら命を落としています。そのうち、39歳までの子ども・若者の自死者は5千人を超え、全体の4分の1を占めています。また、10~39歳の年代では、自死が主要な死因となっており、若い世代の深刻な状況が浮き彫りになっています。

将来への希望を持てず、孤立感や生きづらさを抱え、自分の居場所を見いだせないまま命を落としてしまうことは、社会にとって大きな損失であり、何よりも悲しい現実です。
子どもや若者が安心して暮らし、未来に希望を持てる社会をつくることは、私たちみんなで向き合っていくべき大切な課題です。

ひきこもり状態
にある人
全国

1,460,000人

(令和5年 内閣府)

ひきこもり状態
にある人
長野県

2,290人

(平成31年 長野県)

ひきこもりは内閣府が「仕事や学校に行かず、家族以外との交流がほとんどない状態が6カ月以上続くこと」と定義しています。一方で、定義に当てはまらなくても、社会とのつながりが弱まり、一歩を踏み出すことに強い不安を抱える“予備軍”の方々が多く存在します。数字には表れない孤立の苦しみが広がっています。

日本には現在、146万人を超えるひきこもり状態の方がいると推計されています。かつては若者中心の問題とされていましたが、今では40代以降にも広がり、「8050問題」として長期化・高年齢化が深刻化しています。

長野県では2019年の調査で 2,290人がひきこもり状態であると把握されています。しかし、全国推計では 15~69歳の約2%がひきこもり状態とされており、この割合を長野県の同年代人口に当てはめると、約2万5千人に達すると見込まれます。

そのため、実際には公的に把握されている人数よりもはるかに多くの方が、ひきこもり状態にある可能性が高いと考えられます。

サムガク
3つのポイント

学園のプログラムや寮生活を通して培う

基本的な生きる力

学園のプログラムや寮生活を通して、「基本の生活力」を身につけることが可能です。
まずは生活のリズムを整えることからスタート。自立へ向けて、心身の健康を段階的なステップを踏んで培います。
また、学園や寮の集団生活では「他人との協働」を学びます。仲間と向き合うことは、「自己理解」を深めるきっかけにもなります。

それぞれのペースに合わせた

スキルアップ

サムガクでは座学から、体育や農業といった体を使った授業、興味関心を引き出す「あそび」の授業、就労に関するプログラムまで、幸せに生きる為に必要な知識・スキルを身に着ける取り組みが多く用意されています。
それぞれのペースに合わせ、無理のないスキルアップを目指します。

自律から自立へ

そして社会へ

生活リズムの改善や基礎的な学びを通して得た「自律」のチカラを、社会に復帰する「自立」に向けて発揮していきます。
学校への復帰や就労など、人によって異なる自立の目標を達成するために、サムガクでは様々なプログラムを用意しています。
例えば就労を目標とする場合、長野県上田市の人気企業「VALUE BOOKS」で働きながら自立を目指す中間就労プログラムなど、働くことに慣れるために段階的にチャレンジすることが可能です。
定期的な面談や手厚いサポートを受けながら、ゆるやかに自立を目指すことができます。

プログラム利用者の声

両親からサムガクの話を聞いて、その後スタッフさんが度々家を訪ねるようになりました。
極度の人間不信だったので、最初は会うのをためらっていましたが、根気と熱意に押されて徐々に心境が変化していきました。
サムガクに入る決心がついたのは、良くも悪くも開き直れたからです。
小さなこだわりや不安は一旦横に置いといて、とりあえず前だけ見て歩いてみようと、気持ちを切り替えることができたのが一番大きいですね。
また、入学してすぐに、仕事の研修を受け、アルバイトに繋がると聞けたことも理由のひとつです。

私にとってサムガクとは「憩いと試練の場」です。
基本のんびりした気風で、休み時間も多く、スタッフの方々はいつも励ましてくれるので、とても居心地が良いのですが、極たまに無茶振りがとんできます。それも含めて楽しんでいます!

母がNHKで侍学園の番組を見た事がきっかけで面談に行き、学園の見学をした時、当時の生徒が優しく声をかけてくれ、ここでなら何かを変えられるのではないかと思い入学を決めました。今はメンタルと体調を安定してコントロールする事、崩れてしまった時に立て直す方法、人に相談できるようになる事などを課題に頑張っています。

バリューブックスの中間就労は短時間の研修から始められるので、働く事や職場環境への不安などが少なく始められました。環境の変化で体調などを崩しても、バリューブックスや侍学園両方のサポートを受けられることが助かっています。

サムガクではみんなで笑ってしまうような話から真面目な話まで、いろんなことを話したのが思い出です。
同じゲームをして盛り上がったりカラオケに行ったり、学園生活の思い出よりも誰かと一緒に同じ時間を過ごしたことが思い出に残っています。

サムガク生活時代に得た経験の中では「毎日登校したこと」が今に一番活きていると思います。在学中は気持ちが乗らなくても、とりあえず登校し ようと頑張りました。おかげで毎日決まった時間に動くことが習慣になったと思います。あとは、みんなでいろいろな話をしたことで、職場でのコミュニケーションにも困りませんでしたし、寮生活のおかげで自炊も自然とやれています。サムガクでの経験が、生活の基盤になっています。

現在はカー用品店で正社員として働いています。お客様の車のメンテナンスや電装品の取り付けなどをしています。周りの人にも恵まれ、働き続けることが出来ています。 アルバイトの期間も含めて6年目になりました。

サムガクは、周りの生徒がみんなフレンドリーで、積極的に話さなくても、教室にいて良いんだという空気感がありました。
寮生活ではすべて自分事として向き合うことを学び、一気に成長したなと感じました。

これまでずっと白黒つけてしまう思考パターンでしたが、サムガクでいろいろな経験をすることでグレーという色が自分の中に生まれ、良い意味で 「まぁいいや。」と思える力が付きました。自分の力が及ばない問題に引きずられることなく、スルーできるようになりました。

現在は、金属加工業の事務として正社員で働いています。
サムガクの卒業式に立ったことで、自立した状態であり続けようという覚悟が出来たので、転職も頑張りました。