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学級通信「サムライフ」vol,2507

 

12月がはじまりました!

今日は総務スタッフがブログを担当します。

 

 

午前中の学級会。

11月の振り返りと一年かけてやっている本気の志の進捗をかき出し、

みんなと共有しました。

前回までのデータがあるので、生徒たちは自分の変化を俯瞰して分析し、心と対話する時間を持つことができます。

目標が難しければ、一歩手前の目標を設定して、前進できるようにする工夫をしている生徒もいました。

バイトをする!という目標通りにいかなかった生徒でも、書き出してみると、

面接を受ける行動を起こしていたり、そのために動いていた自分を発見する場面もありました。

残り今年も一か月、どんな一年で締めくくるかそれぞれいろいろな想いがあると思いますが、

継続した振り返りの中で、一歩一歩確実に成長している生徒の姿がありました。

 

 

 

その後は、1月中旬にある小旅行の計画をたてました。

今回の小旅行は、生徒主導で食事、施設の案内、宿泊場所を決める担当を分けて

一つの旅行を組み立てていきます。

〔こちらは実行委員。宿泊先を調べました。〕

 

〔こちらは食事の場所を決めています。旅行先の静岡ではおでんを食べたい!など意見が上がっています。〕

 

行く場所は皆の意見で決めて組み合わせたので、一日の流れになるように想像しながら、

それぞれの担当が提案していきます。予約をするなどの経験も生徒がやります。

どんな旅行が出来上がるか楽しみです!

 

 

 

〔授業の裏で、RICOHと育て上げネットの研修を受ける生徒。

自分の得意をいかしています。〕

 

〔今日のお昼。最近林檎と頂く機会が増えました。おいしかったです!〕

 

午後は大豆あつめの時間でした。

脱穀の前に、大豆の根っこを抜いて集めます。

何でも調べれば、作物の作り方もどんなものができるかの結果も出てくる時代。

でも実際に、身体を動かして経験することは、本当の意味での習得に繋がります。

〔寮ミライフが見える大豆畑〕

 

全身をつかって習得すると、

例えば、雨が降ったり、土がぬかるんでいたり、

想定外の事があっても、目で見てどう体を動かすか自分で考える力が身についています。

情報ではなく、直接経験に出会う事はとても大切です。

 

〔落ちていた豆の硬さを触って確かめてみました。干されて硬さもあるけれど、中は水分がありました。〕

 

 

 

放課後は3か月間の住み込みのバイトを終えて帰ってきた生徒に

久しぶりに会えてうれしかったです。

 

みんなが成長を期待しているほど何も私は変わってないとおもうよといっていましたが、

出発していった日の彼女と、今の彼女では、

やってきたことをみんなに話すだけで経験から出てくる生きた言葉になり、

他の生徒の刺激になりました。

集団の生活の中で、他の人の内面に触れる機会がサムガクにはたくさんあります。

 

〔生徒が焼いてくれた焼き芋!今日はとても冷え込んだので、ホクホクのお芋とてもおいしかったです!〕

 

〔花壇に咲く花も、厳しい寒さの中でも凛と咲いていました。〕

 

侍学園を通して、毎日生徒が新たな自分に出会える場所であるように、

みんなでこの学園をつくっていきたいと思います。

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