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令和7年度侍学園入学式特大号

みなさん、こんにちは!
教頭の平形です。

2026年9月1日 侍学園スクオーラ・今人 入学式が挙行されました。

今年は4名の若者が入学。

年齢は10代~40代、出身は学園のご近所から東北までと、バラバラの年代と環境から集まってくれました。

緊張しながらも大きな声で、学園での目標を語ってくれる子。

穏やかに、シンプルに、自分の気持ちを伝える子。

式典という形式に、一生懸命合わせながら、入学意志を伝えた子。

言葉はなくとも、初めて帽子を取り、マスクを外して、壇上から深々と一礼した子。

その姿に、涙する保護者の方が多かったようです。

でも本当に、立派でした。
あの壇上に立つことが、どれだけ緊張することか、在校生たちが一番分かってあげられるのかもしれません。

ご来賓の長野県県民文化部 こども若者局 次世代サポート課 馬場課長からご祝辞を賜りました。

県の次世代サポート課さんのサポートを受けて行っている事業が数多くあります。

我々、民間のNPOは、公的機関との連携がとても重要になります。

長きに渡り、その名の通りサポートし続けていただけることに、心より感謝いたします。

在校生代表の挨拶。

沖縄校から転校し、約2年。

本校の生徒会長となった生徒が、新入生に言葉を送ります。

新しい仲間たちの持つ不安も希望も受け入れて、一緒に学園生活を楽しもう。

共に成長しよう。

そんな彼の人柄がにじみ出る挨拶でした。

そして今回、初の試み。

OBからの祝辞です。

「自分はプライドを捨てたら楽になった。」

「入学したからには卒業するしかない。大丈夫。自分があきらめても、スタッフさんが諦めないので」

「ここでたくさん青春してください」

自分の経験から語る飾らない言葉は、まっすぐに来場者の心に届きます。

がちがちに緊張していた新入生の皆にも、届いていると良いのですが・・・。

理事長式辞。(一部抜粋)

本日ご入学を許可された入学生。

入学おめでとう。キミのこの勇気ある選択に敬意を表するとともに

心から歓迎します。

そして保護者の皆様。お子様のご入学誠におめでとうございます。

本日をもって皆様にとって大切なお子様をお預かり致します。

皆様にお返しするその日まで全身全霊をもってご支援させていただくことを

お約束申し上げます。未熟な我々にお預け下さったそのご英断に深く平伏し

お気持ちにお応えできるよう職員一丸となって頑張る所存です。

この学園を開設してから早丸21年が過ぎました。

昨年20周年記念式典を前に「何のためにこの学園を創立したのか?」を自らに問う長い時間が存在しました。

一つは「人の幸せとは何なのか」ということ。

今から80年前。

焼け野原だったこの国がたった28年で、その事実がまるで昔話だったような世界にまで

復興した頃に私はこの世に生を受けました。

生きていくということは大変なことです。

しかし戦争をしていないからこそ考えられる

「どう生きるか」であって

たった80年前は「どう生き残るのか」が最大の困難でありました。

そう考えると我々はずいぶんと贅沢な幸福感を求めるようになり

それによって「生き苦しさ」がこの国を窒息させようとしているように思えます。

そして

その総意としてこの国の未成年の死因第一位が「自死」という

未来が「不幸」にしか見えなくなっている今を作り出しました。

こんな国を先人達は望んでいなかったはずです。

こんな悲しい未来のために命を捧げてはいなかったはずです。

小さくて届きもしない光かも知れませんが

この学園は先人達が求めたこの国の人々の生き方を歌い続けてきました。

20年間でこの学園を卒業して行った数々の「人生」を思い返しながら

それだけは胸を張って語れる事実だと納得することが出来ました。

私が今こうしてここに立っている。

その理由は一つです。

今ここに

私が離れようとした学園に

自分の人生を託そうとする

入学生の君たちがいるからです。

21年前。この学園を作ろうと思ったあの日の思いに

寄り添ってくれる君たちがいるからです。

だから

おめでとうの前にありがとうをキミたちに伝えたい。

キミたちが経験したように人間の人生において

どんなに苦しいことがあっても どんなに悲しいことがあっても

必ず全てに意味があります。

そしてそこに意味を作った第一歩は

間違いなく君たちの「選択」と「決断」によるものです。

だから

そんな君たちの未来を見てみたい。

君たちの君たちにしか描けない映画を

最前列で見届けたい。

さて今年も始まります。

今日は残りの人生で一番若い日。

むずかしいことをやさしく  やさしいことをふかく

ふかいことをおもしろく   おもしろいことをまじめに

まじめなことをゆかいに   そしてゆかいなことは

あくまでゆかいに。

本日は誠に有難うございました。簡単ではございますが、理事長告示とさせていただきます。

令和7年度侍学園スクオーラ・今人
このメンバーでスタートします。

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