コンテンツへスキップ

学級通信「サムライフ」vol,2715

こんにちは、侍学園です。

今日のサムガクブログは食事スタッフがお届けします。

朝はチョイスタから 草取り

 

カラオケ

 

サッカー

 

屋上作り班は、どうなったかなー?

今日は写真がないのでまた今度!

 

続いて志の時間です。自分で決めた内容をそれぞれ取り組んでいます。

タイピングや

 

イラストを描いたり…。集中して取り組めていました。

 

午前は校長 栗原授業

昨日に引き続きフィッシュボウルです。

谷川俊太郎の「生きる」という詩を読み、今の生きがいなどを考えてみました。

 

フィッシュボウルではなぜ生きているのか?を話し合い。

生きていると死も近くにあり、これから様々な死に触れることもあります。

 

なぜ生きているのか考えてみても答えは見つかりません。

世界には自ら死を選ぶ人もいます、でもそれは選ばないで生きることにしがみついていて欲しい。

 

なかなか生きていることや死について考える機会は少ないですが、

みんなと一緒に考えてみると自分では思いつかないような意見が聞けて、

考えるのが難しいテーマでも考えやすくなるかもしれないですね。

 

 

午後は卒業生授業

彼女のサムガク歴は9年になります。

サムガクに来る前の生活、サムガクでの思い出、今そしてこれからの事を校長栗原と対談形式でお話ししてくれました。

 

 

サムガクに来る前は長く引きこもり生活をしていて、人と接するのが苦手で、人の目が怖く部屋のカーテンを開けることも出来ませんでした。

このままじゃいけないと手芸教室に通いましたが、やはり人の目が怖くずっと下を向いて作業をしていたそうです。「一年通ったけれど本当に嫌だった」と克服した今は笑顔で話せていました。

 

 

サムガクに来てからも集団の中にいるのは大変で何人も集まって過ごす時間などが「超怖かった」こともあったようでした。

そんな時も作業は楽しかったり、動物が好きだったりということで乗り越えて来れたそうです。

今は友達と遊びに行ったり、食事に行ったりするのも楽しんでいます。

 

 

学園生活を振り返ると、在籍が長い分、様々な行事にたくさん参加する事ができて学生時代に出来なかったことを体験できたから、職場などで学生時代の話になった時に自分も話せるエピソードができたことが嬉しいと話してくれました。

 

 

人と関わることが少ない仕事、接客業など様々な研修やアルバイトを経験し、

今はホームセンターで働き続けることができています。

人が苦手だった彼女が今は接客業で働き続けることができているのは、

理不尽なことや不満などがあった時に出来ていないことは受け入れ、

嫌なことは言い返す勇気を身につける事ができたから。今の仕事は手ごたえがあるから働き続けることができると自信を見せてくれました。

 

 

大事だと思うことは、やったことを振り返る時間を作ること、がむしゃらに頑張ったら上手くいく訳じゃない、ダメな方向に進んでいるかもしれない、ちゃんと目標に向かって進んでいるのか、ちゃんと振り返って確認すること。

第3の場所を持つこと 学園と仕事以外にも自分の居場所を作ること、

友達と遊んだり、趣味だったり、嫌なこともまあいいかと思えるような何かを持つとストレス解消などになる。

彼女はカポエイラが第3の場所だそうで、今後は帯の習得を目指すそうです!

 

 

在校生に向けて「今しかできないことを大事にしてほしい、今の年齢でしかできないことを大事にしてほしい」と最後にメッセージを残してくれました。

 

 

辛かったことや嫌だったことも今は吹っ切れているのか笑顔で話してくれるのが印象的でした。

一つひとつの質問に真剣に考え丁寧な言葉で返してくれました。

サムガクで過ごした9年間で得たたくさんの経験を在校生に残してくれたと思います。

(この服装は平形教頭にもらった服を着たかったから選んできたと話してくれました!)

 

 

 

卒業式でどんな答辞を残してくれるのか楽しみです!

 

今日もお疲れ様でした!また明日!

タグ: