皆さんこんにちは。
この一年間で
様々な被害に遭われた
全ての皆様に
心からお見舞い申し上げます。
★★★
あの日。
なんともいない不安の中
それがしはこのベットで
一夜を過ごしました。
月日の経過スピードは
年齢と比例することを知り
なるほどを
実感している
不肖侍長岡です。
まあで
こういうことに
本当に時間を割かなくなりました。
いいことなんだか
たるんでいるんだか。
不思議ですね。
一時期は脅迫的に
書かねばならないと思っていたんですが
今は
それすら忘れてしまうというか
意識にもなかったりします。
でも
たまにですね
メールで
「楽しみにしています。」とか
「あのブログで勇気が出ました。」とか
「勉強させていただいています。」とか
恥ずかしくなるぐらい
申し訳なくなるぐらい
嬉しいお言葉を頂戴するもので
不定期とまでは言いませんが
ちゃんと書いていこうとは思っています。
今週末。
あの日がやってきます。
世界中が
忘れない日。
９・１１
そして
３・１１
皮肉にも11日なんで
更に記憶に留まりやすいんでしょうね。
当日に
学園の卒業式があるもの
意図的にそうしたのではなくて
元々決まっていたことを考えますと
シンクロにシティーを感じざるを得ません。
忘れてはならないのに
忘れ始めていること
忘れた方がいいのに
忘れられないこと
あの日起こったことには
この二つのジレンマがあると思います。
花見まで自粛した国とは思えないほど
被災地以外の地域では
日常が元に戻っています。
それは決して悪いことではないんですが
なんだかその速度が速すぎるんじゃないかと。
その原因の一つに
今の被災地の現状が伝わりきれていない。
マスコミも
ほとんど報道しなくなっています。
大切なことを報道しなくなって
ここぞとばかり
今週末にかけて
余計な報道はするのではないかと
心配なのは
それがしだけでしょうか。
岡田美里氏の発言で
一躍世の中に知られるようになった
「PTSD」
post traumatic stress disorder
日本語に訳すと
外傷後ストレス障害（ちょい前は心的がついてましたが）
まあ
簡単に言うと「心の怪我」とでも言うんですかね。
基本症状は
フラッシュバック
過覚醒
回避
などがあって
①フラッシュバックとは
外傷的な出来事が
再び起きているかのように
知覚すること。
②過覚醒とは
覚醒レベルが亢進し
睡眠障害・不安・焦燥感・過度の警戒心が持続してみられる。
③回避とは
外傷と関連した刺激を避ける。
と専門的な説明は
いくらでも羅列は出来るし
ある意味簡単だと。
でも
元来のPTSDは
戦争と関連した概念として
生まれたもので
本当に悲惨なものだと
それがしは解釈しているので
岡田美里氏なんかが
その原因と訴えている事項は
PTSDには相当しないし
やたらと心因性に結びつける
ブームみたいなものに
かなり嫌気がさしているというか
嫌悪感さえ抱いております。
目の前で戦友が粉々になる体験と
目の前で葉書をたたき付けられる経験を
一緒に考えてはならないと。
戦争と関連された概念というのは
単純に言えば
「死」に直結する体験です。
理不尽に
命を奪われるような
極限的経験とでも言いますか。
それ以外は
PTSDにはなりえない。
それがしはそう思っています。
つまり
現代の日本の生活習慣の中で
PTSDに罹患する可能性はほとんどない。
ゼロとは言いませんが
自ら望んで
その道に足を踏み入れなければ
経験することなどないんじゃないかと。
でも
一年前のあの日。
被災地には
その「現実」が山のように生まれてしまった。
震災直後に
メンタルケアの重要性が
盛んに訴えられていましたが
現地に入ったそれがしは
そんなもんが
今の時点でなんの役に立つんだという
虚無感で一杯でした。
しかしです。
一年という一つの節目を迎え
あの現実から
何とか立ち直ろうとしている人々に際し
配慮なき映像が流されること。
そして
極限状態を経験したことのない人間が
その人々の今後を語るなどという
有害でしかない発言が流されること。
このことにとって
それがしは
ある意味
この国で戦後初めてになるであろう
（１・１７の時にはこのような概念があったかどうかを考えると）
PTSDの大量発生に危機感を感じちょります。
願わくば。
人々が希望が持てる
番組つくりをお願いしたい。
もう作ってあるだろうから
今更なんですが…。
忘れてはならないのに
忘れ始めていること
忘れた方がいいのに
忘れられないこと
この国の人々が
戦後
平和を手に入れたこの国の人々が
「死」から「命」を見つめる事を始めた
歴史的な日である事は間違いない。
「生」から「死」を見るのではなく
「死」から「生」を考える。
それがしは２２年前から
そんな生き方をしてきたことに
気づかされていたりしています。
★★ 本日の直球言霊 ★★
死に向かって生きると
闇しか見えない。
死から生に向かうと
光しか見えない。
それがしがあの日。
２２年前を思い出して
父親を亡くした女の子に贈った言葉です。
もう二度と会えないと思いますが
あの子が
今幸せであることを
願って止みません。
さて
サムガクも一年の締めくくりです。
素晴らしい会にする為
一生懸命準備中です。
★★おしらせ①★★
電撃告知！！
なんと恒例になってきたんじゃね？的
トキメキ感タップリの情報です！
あの
横道坊主ヴォーカル
「中村義人兄貴」が
またまた「BARHID」にやってきます！
YOSHITO NAKAMURA SORO LIVE IN BARHID 2012
2012年4月1日（日） open19:30 start 20:00
チケット 前売：3000円（１ドリンク付き）
当日：3500円（１ドリンク付き）
チケット２５枚の限定発売となります。
完売の場合は
ご入場できませんのでご容赦願います。
チケットのご購入は
BARHIDでの店頭購入
yumi@samugaku.com
でのメール予約も受け付けます。
※メール予約でのキャンセルは致しかねますので
当日ご来店できなくとも
全額キャンセル料として戴きますことご了承の上
ご予約下さい。
ご予約の際は下記の情報を書き込んで頂き
ご送信くださいませ。
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打ち切れ御免！
プレミアライブです。
ご購入ご予約はお早めに！！
★★ おしらせ② ★★
我らがアットムービー
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原田知世さん大泉洋さん主演
「しあわせのパン」
全国ロードショー大ヒット上映中！！
http://shiawase-pan.asmik-ace.co.jp/theater.html
先日見てきました。
なんともいえない素晴らしい映画でした。
これ贔屓目なしの感想です。
今心が殺伐としている人。
是非
観に行ってみて下さい。
長野県での上映も決まったようです！
★★ お礼とご報告 ★★
こんな状況下なので
我々の復興など二の次なんですけど
それでも
我々に対するご支援も続いていることに
何ともいえない感謝と共に
御礼申し上げます。