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開校記念日に想う。

半袖で歩いているのは
それがしだけかもしれませんが
半袖先取りしたいんだから
仕方がないと思う

不肖侍長岡です。

★★

病院横の桜並木も
すっかり新葉が開き
完全に春モード全開です。

生まれ月ってのは
やっぱり一番いいもんなんでしょうね。

完全にトンネルから抜けました。

ひとつ聞きたいのはですね
「後厄」ってのは

自分の誕生日から一年なのか
自分の誕生年の一年間なのか

ってやつです。

年刻みだと
あと7ヶ月でそれがしの長かった後厄が
終わるわけですが
誕生日からってことになると
あと一年耐えしのぐ必要が出てきます。

そんなもん気のせいだと
おっしゃる方もいらっしゃると思いますが
それがしにとっては
「前厄」「本厄」の二年間は地獄でしたから。

ここまでやられてですよ
「気のせい」では片付けられないってのが
本音でして。

どうでもよくない
どうでもいい話ですが。

気がついたら
今日はサムガクの「開校記念日」でした。

11年前。

31歳になってしまう前日に
強引に開校式を挙行したことを
つい昨日のことのように想い出します。

もうあまり思い出したくないですけどね。

あんな危なっかしいことは
一生できないと思いますし

本当に
心から信用していた仲間たちとの
奇行でしたから(笑)

もうその仲間たちは
それがしのそばにはいません。

だからもう過去の話で。
それをほじくり返すってのが
どうも苦手なんですね。

それがしが一番好きじゃないのは

「あの頃は楽しかったね」なんです。

じゃあ今は?ってことになりますよね。

人間は常に進化し続けようとします。
それは細胞レベルの話で
意志とは関係ない。

進化の過程には「学習」と「検証」と「反省」が
伴うはずです。

失敗はつきものですから
その失敗を繰り返すのは
細胞レベルでは有り得ない話で。

どこかで失敗を材料に

「二度と失敗しないためにどうすべきか」を
学習しているはずなんですね。

心のモヤモヤは
そういう不具合によって表面化している
状態なんだと思ったりしますよ。

古き良き時代って言葉も嫌いです。

本当に戦前の日本は
今の日本より豊かだったんですかね。
経済的にではなく
心の豊かさって言うんですか。

数字で見てみると
犯罪率は高いし
平均年齢も現在に比べるとかなり若年。

何を持って
古き良き時代が測られているのか。
そういう疑問を持つ
面倒くさい人間であるのです。それがしは。

それがしは
過去の自分にだけは絶対に負けたくありません。

誰かと争うとか
どっちが優れているとか
勝ち組だとか負け組だとか。

誰かと自分を比べるっていう
そういうのは糞の紙くずだって思っています。

糞の紙くずってなんなのか
よくわかりませんが
それがしっくりきたので。

お食事中だったら謝罪します。

唯一比べていいのは
今の自分と過去の自分だけです。

未来の自分とは比べようがありませんから。
両方自分なんで
凹む必要がないし
大した人間じゃないんでそんな差異は出ないかなと思います。

しかしながら
過去の自分に現在の自分が
劣ったり
後退しているのは
間違いなく自分自身に問題があるわけで。

それを許してはならないって思うのです。

誰かのせいじゃないですからね。
自分自身の問題ですから。
怠惰の極みでしかないはずです。

あの日。
120人もの支援者が参列くださり

生徒たった二名の小さな学園が
スタートラインに立ちました。

なんなんでしょね。あの自信は。
なんなんでしょね。あの勢いは。

多分ですが
揺るがない自分の心の中の「覚悟」が
そうさせていたんだと思います。

11年たって
それがしも40歳を過ぎ
周りの環境も大きく変わり
職員が増え
仕事も増え
自分の時間は無くなりました。

人は変わっていくものです。
自分の幸せを求めて生きていくものです。
そのために
道を変えることもしばしばあります。

入口を忘れ
この道は自分が作ってきたものだと
錯覚することもあります。

その先で
その道が間違っていたとしても
もう後戻りができないのが人生だったりします。

その時に
必ず誰かのせいにします。
自分を守るために誰かのせいにします。

そして
道は常に変わり続け
何処を歩いているのかもわからなくなり
その道その道で言い訳をしながら
都合のいい自分を演じ続けるわけです。

その総意として「人の生き辛さ」が顕在化する。

それを
ずっと見てきたような気がします。
なぜ見続けることができたのか。

それは
あの日の「覚悟」を
毎日確認し続ける11年だったからです。

変えてはならないものとして
その中心にあった「覚悟」は決して変えなかったからだと
今更思ったりします。

それがしは自分の人生に言い訳したくない。

自分が正しいと思ったこと。
自分が犠牲を払えば誰かが幸せになること。
誰が中傷しようと人の幸せを守ること。

なんの才能もない
平々凡々のそれがしだからこそ
やり続けてきたこと。

それは
間違っていなかったと思っています。

物事の善し悪しは

なにかの「基準」があって生じるものです。

そんな資格があるかわかりませんが
何も変わらない存在として
そこに有り続けることが
新しい価値を生むんじゃないかって。
そこから
新しい価値観を持った生き方が生まれるんじゃないかって。

そこには
専門性だとか
特化性だとか
効率性だとか
先見性だとか

んなもんいらなくて

「あの人幸せそうだね。」
「あの人楽しそうだね人生。」
「あの人いつも笑ってるね。」
「あの人といるとなんだか楽しいね。」

そんな
受け止め方をされる「生き方」を覚悟した
人間を多くこの「日本」という社会に排出すること。

それがしがやりたかったことは
それに尽きるんだって思うわけです。

社会問題は解決したい。
でも
そんな崇高なことができるたまじゃありません。
そんなことは重々承知してますよ。

だからせめて
人は

「幸せを求めて生きる」ものだ。

「幸せになるために人生を歩んでいる。」

ってことを
バカ正直に表現してこの命を全うしたい。

なんとなくです。
言葉では表現しづらいんですが
先が分かっているというか。
見えてきている気がするんです。

なぜこの仕事をしているのかってことも
間違いなく意味はあって。
その意味が少しずつ見えてきているような気がするのです。

それがしは
社会起業家ではありません。
社会貢献者でもありません。
青年実業家でもありません。
教育者でもありません。

ただの人です。

人よりも困難な人生を生き抜いてきた
だらしないただの人です。

あの日。
そんな人間が
覚悟して歩き出したこの道を

信頼できる仲間たちと
いつまでも歩いていたい。

それがしの望みは
ただそれだけです。

11年間。ありがとうございました。

皆様のお陰で
サムガクは12歳の誕生日を迎えました。

生きてますよ。ちゃんと。

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