コンテンツへスキップ

待ち人来ず の幸せ

スイッチが入る

ゾーンに入る

好転的な変化に対して
様々な言葉が存在しますが

どれでもいいけど
そういう状態に突入した

不肖長岡です。

★★★

皆さんは「連休」っていうやつを
楽しんでいらっしゃるんでしょうね。

憧れますが
今は休みはいらない感じです。

ようやく
歯車が噛みあい出したっていうか

今乗らないで
いつ乗るの?って感じなので
仕事します。仕事。

この時期は
我々にとっては「観察期」でありまして。

負荷や変化への誘導や
ましてや入学への提案などは一切しません。

どんな子も
新年度に対する期待は抱いていて
それなりにもがき苦しむ時期でもあります。

いままで学校に行けなかった子も
新学期を境に突然登校が始まったり

不全状態の青年も
動き出しを開始したり等々。

上手く上手くいかないは別として
兎に角動き始めるわけです。

相当な覚悟をもって
動き出しているときに
それ以上の負荷は何の役にも立たず
逆に
足を引っ張るきっかけになりかねないからです。

だから静観するのみ。
慌てない慌てない。です。

病院に出勤し
電子カルテを開けると

ダ――――って
患者の名前が出てきます。

大体ため息つきます。ダメ人間なんで…。

いやいや。こんなに観れねえだろ。

それが本心です。

それでも気合を入れ直して
一人目の子どもの名前を呼びます。

長くこの仕事をしていると
名前の主が見当たらないときもあるわけです。

つまり
そこにいるのは母親のみ。ってやつです。

次の瞬間。

二つの想像が働きます。

①「あ。今日は調子悪くてこれなかったな。」

②「あれ。もしかして…。」

特にこの時期は②の可能性が高い。

今日も
一人の子どもは来院しませんでした。

ひとり待合室に座る母親の顔も
なんとなく浮かなく見えました。

「あ。①かな。こりゃ。」

そう思ったわけです。

昨年から不登校状態に陥り
暫くは母親のみが相談に来ていました。

本人は頑なに来院を拒否していて
来院したのは6ヶ月後でした。

来院するものの
診察室に居られるのはわずか5分。

全身に蕁麻疹が出てきて
(某がアレルゲンではありませぬ。)
話どころじゃなくなるわけです。

本人曰く
この蕁麻疹さえなければ
学校に通えると。

その状態が半年続きました。

その数分間で
その子は少しずつですが
自分の心の内を話すようになっていったがです。

初めは

「絶対に学校に行きたくない。
 行きたくない理由もわからない。」

の一点張りでしたが

キャリアの話をし始めたころから

明らかに諦めていた高校進学に
気持ちが向き始めました。

その頃から

「行きたいのに行けない。」
「出来れば高校には進学したい」

に発言が変化してきました。

その理由についても
本人は吐露することが出来た。

某的には
もうこの子は登校できるな。
あとは
きっかけ作りだけ。

そう判断していましたので
母親には

「4月が勝負です。あとはなんとかします。」

と助言していました。

母親一人で来院した姿を見て

「東京校か それとも上田に…。」なんて思っていましたが。

椅子に腰かけた母親の第一声は

「今日はすみません。あの子。通えているんです。」

でした。

全身の毛穴がふさがるっていうんですかね。
鳥肌モノっていうんですかね。

その子の状態もさながら
それを伝える

「耐え続けた母親の顔」に

某はやられてしまうがです。

想像を絶する
苦しみと悲しみと
そして自らを責め続けた1年間。

本人も母親も同じなわけですよ。

まだ本人は
両親に救いを求めることが出来る。
子どもってことはそういうことです。

しかし両親は。

特に母親は誰にも頼ることが出来ない。

相談すれば
間違いなく「原因はあなた」的話が
返ってくるのが関の山ですからね。

だから
こんな某に相談に来てくれるわけです。

親の「愛故の葛藤」と向き合ってますから
そのゴールに立ち会えるのは
本当にありがたいことなんですね。

「おかげさまで…。」
なんて涙を流してくださいますが
某なんぞなんもしてないし
何の役にも立ってないはずなんです。

母親が
某なんぞの話を受け止め
そして信じて実践し続けてくれた結果です。

だから
感謝するのはこっちの方なんですね。

「まだ信じられませんが でも信じてきてよかった。
 せんせ。私も主人も本当に変わりました。
 親も成長できるって本当なんですね。」

今まで見てきた中で
一番いい笑顔の母親を見ることが出来て
本当に幸せでした。

直後に交換から電話が入り

「せんせ。4月からあの子通ってます。
 言う通りでした。
 予言当たりますね(笑)」

「おおおお!マジかーーー!よかったねえ。」

出てくる言葉は小学生並みです…。
恥ずかしいですが。

この時期。

本当にいい知らせが届きます。

同時に
苦しい声も届くんですけどね。

でもいつか。近い将来いつか。

彼らにも

「おおおお!マジかーーー!」を
叫んであげたい

不肖長岡でした。

また
呼んでもいない子どもが
増えることを祈って。

★★★

映画「サムライフ」

DVDも発売です。
レンタルでなくて買ってください(笑)
http://www.bitters.co.jp/samulife/

長岡の書籍は
下記のサイトでご購入可能です。

http://www.hid2001.com/shop/

宜しくお願いいたします。

「入学しなくてもサムガクの仲間になれます!!」

サムガクには全国に160名を超える
支援会員さんがいます。
会員さんの会費=寄付によって
運営されてい「寄附立学園」でもあります。

「入学は無理だけど…。サムガクに関わりたいなあ」
なんて
熱い方がいらっしゃいましたら
是非
下記から瞬時に会員になって頂けます!!

是非
お仲間をお誘いあわせの上(笑)

一緒に「サムライフ」しませんか?

会員以外でも
サムガクを支えるスキームがあります。

下記をご参照のうえ
是非是非ご協力・ご支援の程
宜しくお願いいたします。

★★
インターネット上で
申し込みが簡単にできます。

つまり全国各地
いや
世界各国からサムガクへの入会が可能!!

海外からの入会。
なんだかワクワクしますね。

もちろん
サムガクは認定NPOですので
会費は寄附扱いとなります。

領収書を発行しますので
ご自身の税制優遇にご利用下さい。

もともと納めなくてはならない
税金の使い道を
自ら選べるシステムです!

サムガクを通して
社会貢献活動へのご参加
お待ちしております!!

会員申し込みは↓こちらから
http://www.samugaku.com/support/membership.html

★★ファンドレイズのお願い★★

①Book to the futher ~ホントノミライ~

http://booktothefuture.jp/index.html

ご自宅に眠っている
書籍をご寄付ください。

二つの未来が生まれます。

②Gooddo~グッドゥ~

http://gooddo.jp/gd/group/samugaku/

一日ワンクリックで
サムガクを応援できます!!
お友達に拡散してください!!

詳しいお問い合わせは

0268-38-0063

samurai@samugaku.com  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です