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入学当時39歳 男子生徒の保護者

入学当時39歳 男子生徒の保護者

Q入学前はどんな不安がありましたか?

一歩踏み出せば、いつでもできそうな力がありそうにも見える日常をつくれているのに、仕事の話になるとどこかはぐらかされているような、あるいは「人生欲」を持とうとしない、スルッと逃げられそうな感じがありました。

 

Q入学を決めた理由はなんですか?

以前、一度見学に出かけたことがあり、人生の再出発に本人が「侍学園に入学する」ことに期したから。

 

Q在学中つらかったこと、大変だったことはありますか?

仕事に就く際、本人の力がいることで、スキルがなく、年齢もいっており、果たして継続で来る職場に就けるのか、巡り合えるのか心配でした。

 

Q在学中お子様にどんな変化がありましたか?

気持ちの持ちようが、前向きに、当たり前のことを楽しむ様子が見られるようになり嬉しかったことでした。

 

Q卒業式をみてどんな風に感じましたか?

長岡先生の卒業生一人一人への名前の呼びかけ、語りかけに熱いものを感じました。答辞も

本人にしっかり語らせることで、どの子にも感動しました。大勢に見守られ送り出される、誠の卒業式を見せていただいた気がしました。

個人的には答辞で、自分の過去を初めて語る我が子の姿に驚きました。自分の腹の中を見せる姿に侍学園での復活を信じることが出来ました。一人一人に答辞をしっかり述べさせることに意義を感じました。

 

Q入学前と卒業後をくらべて、お子様にどんな変化がありましたか?

家に居る時は、どこか皆との接し方に取り繕っている、心置いてない感がありました。そちらでは、人との接触にあったかさ、心が入った感が見られ、ちゃんと人生とも、もう一度向き合ってくれだしている。彼の魂が入ったような実感を持てました。

 

Q卒業後はサムガクとどんなかかわり方をしていきたいですか?

距離もあり、行事などには参加出来ませんが、保護者会員として残らせていただきたいと思います。

 

Q生きづらさを抱える子どもをもつ保護者の方へ一言お願いします。

自分だけで抱え込まないで親子共、動かれることをお勧めします。その時、解決できなくても動くことできっかけをつかんだり、いつか繋がることがあります。

 

Qその他 ご感想ご意見

侍学園のお陰で子も親も救っていただきました。心より御礼申し上げます。

人生のつまずきの一人一人の違うこと、多くの者を助けて欲しいと願いつつ、きめ細やかさの求められる学園。先生方のご苦労もしのばれます。今迄の規模だから出来た良さを

生かされる学園造りをこれからも願うことです。

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