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学級通信「サムライフ」vol,2538

みなさんこんにちは!
梅雨も真っ只中、ジメジメ・ムシムシの上田より、今日は総務中村がお届けします。
どうぞお付き合いください^^

 

本日もチョイスタからスタートです。

まずはこちら。

ひたすら調べもの班です。

何でも、自分の興味のあることを、とことん調べます。

 

あれ?緊張している??

なんだか顔が紅潮していて、ソワソワしています。
この後、卒業予定の生徒が行う「卒業生授業」を控えているので緊張しているそうです。

こちらは草取り班。

雨が多いので、草もどんどん大きくなります。

 

こちらは、フィンランド発祥の「モルック」班です。
どうやって並べるのかな、と思ったら、ちゃんと自分たちで調べて並べていました。

 

さあ!本日のメインイベントです!
卒業予定の生徒が行う「卒業生授業」の時間がやってきました。

先ほど、緊張でガチガチだった、本日の主役ですが、ほら、ご覧の通りです!

タイトルは、その名も、「俺に聞いてみよう 悩みや不安を」
出席者全員に、小さな白い紙が配られました。そこに、それぞれの生徒やスタッフがそれぞれが抱える「悩みや不安」を書きます。

全員(もちろんスタッフも!)が提出したことを確認した上で、丁寧に一つずつ開封して回答していきます。

一問一答形式です。

こんな感じの質問が寄せられました。

 

質問:理不尽な目に遭ったとき、どうやって乗り越えましたか?

答え:ゲームをして忘れました。絶対勝てるゲームをやることが大切です。

 

ゲーム好きな彼らしく、ユニークかつリアルな回答が続きます。

他にも、ダイエットの悩みや食べ物の好き嫌いの悩み、はたまた、夕ご飯のメニューの相談(これはスタッフ)まで、ありとあらゆる質問が寄せられて、それに対して、彼は一つ一つ丁寧に、まっすぐに答えていました。

 

サムガクに入ったときの彼のエピソードがわかるような回答も、出てきました。

 

質問:他人に気配りができる理由は?

答え:サムガクに入る前は、がっつり仕事をしていて、怒られたり、長時間働き続けたりしていて、精神的に参ってしまっていました。なので、他の人には自分と同じような目に遭って欲しくなくて、それだけなんですけど、、それが気配りといえばそういうことになるのかな、と思います。

 

彼は、今では皆に慕われて、サムガクのムードメーカーのような存在となっていますが、入学当初は誰ともしゃべらず、誰も寄せ付けない雰囲気を放っていた、と彼は言いました。

それでも、学園祭を経験する中で、サムガクの人に対しては構える必要がないのだということが自分の中でわかってから、自分自身が変わってきた、と振り返っていました。

 

自分のことがイヤになったら、自分ひとりにならないほうがいいです。
一人だと一人の考えに囚われるから、思い切って集団の中に行くといいです。
自分の中の考えだけだと、それだけで参ってしまうので、他の人の見方や意見を聞くことがとても大切だと思います。他の人の見方や意見を聞くと、何事も客観的に考えられるので、今日もこうやってみんなと一緒にみんなの悩みを考えてみようと思いました。
将来のことは自分もわかりません。でも、今できることは精一杯やりたいです。そして、それを増やしていくことが将来に向かうことだと思います。
ここにいるみんなに負けないような上を目指していきたいと思います。

 

と、彼は、みんなの質問用紙を手に、控えめに、でもその言葉には自信が満ち溢れていました。
自然体で、想像力にあふれた回答で、でも、すべてにおいて、質問者の気持ちに寄り添った優しい回答からは、彼の強さと共感力を感じました。

素敵な授業を、ありがとう。

 

午後は、栗原校長授業です。
侍学園が昨年から関わっている「サンタプロジェクト」(何らかの事情や理由でクリスマスを自宅で過ごせない子どもたちに本を贈るプロジェクト)ですが、今年も引き続き、携わらせていただくことになりました。

寄付文化について少し学んだ後に、そこで本を購入してくださったお客様(サンタさん)にお渡しするしおりの図案を生徒みんなで考えました。

本が届く誰かと、本を購入していただく誰かを繋ぐことができるクリスマスを、頭の中で精一杯想像して、心を込めて、作図しました。

 

雨が降ったり止んだりしています。
蒸し暑くなったり、夜は冷えたり、、お天気もコロコロ変わるので、体の調子も崩れがちです。

みなさんの体調はいかがでしょうか。

今日も無事に一日が終わりました。お互いに、心からお疲れさまでした!
明日もまた、どうか良い一日となりますように!

 

 

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