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学級通信「サムライフ」vol,2923

皆さんこんにちは。9月は、歴史に記録される猛暑の日が続きましたが、10月になったら朝晩はすっかり涼しいというか肌寒くなってきました。まだ冬になっていないのに、インフルエンザが流行しているようで皆さんご自愛ください。今日は、オカリナ太郎がお伝えします。春先のバザーで購入した「オカリナ」があるので、ちゃんと「オカリナ」を演奏できるオカリナ太郎を目指したいと思います。さて、今日はサムガクにとっては、決して忘れることが出来ない日です。2010年10月5日もう13年前ののことですが、校舎が火災になった日です。サムガクでは、NFD(ノーファイヤーデー)と称してこのことを覚えています。今日は、朝会のあと支援会員の皆さんに、お手紙を書きました。サムガクは、支援者の皆様に支えられています。感謝の気持ちを込めて書かせていただきます。

午前の授業は、NFDを記念しての長岡授業です。先生は、今週沖縄に出張なので、ZOOMでの遠隔授業でした。
この学園に与えられた使命という副題でのお話しでした。「人は助け合うことはできるのか」ということで

みんなの意見を出し合いました。戦争をなくすにはどうしたらいいか。戦争を望んでいる人は、おそらく

そんなにいないはずなのに、人間それぞれの妬みや怒りが増幅して、目先の利益のために戦争をおこしてしまう人間の悲しい現実があります。・・・・

写真は、10月5日の火災に見舞われた旧校舎の様子です。現在も火災原因がはっきりしないのですが、慣れ親しんだ旧校舎を使えない状況に追い込まれ、先生は一時、閉校も覚悟したようです。ただ、創業スタッフが続けていきましょうとの提案があったり、翌日から全国から若者支援の団体の方などがはるばるかけつけてくれたり、ネットでクラウドファンディングが立ち上がり、約1ヶ月でおよそ1000万円の寄付が集まりました。
その後、旧校舎のほんとに近くの現校舎が見つかり、交渉の末、約3000万円で購入しました。不足分の約2000万も、1年間で多くの方々の寄付が寄せられ、名実ともに、純粋民間立の教育スタートすることができました。嘘のような本当な話しですが、日本一小さな学園に、全国から寄せられた暖かい気持ちに感謝です。

その後、3月11日の東日本大震災、沖縄校の校舎の屋根が飛んでしまうなこともありました。そんな時も、

沖縄校の再建にも多くの支援があり、無事再建できたり、東日本大震災にあたっては、岩手県宮古市に

地域の方々のための居酒屋をオープンしたりしました。支えたり支えてもらったり、助け合っていくこと

が大切なんだなと思いました。

今日のお昼は、ビビンバでした。おいしくいただきました。

午後は、マレットゴルフ大会でした。13年前の校舎火災のとき、生徒の皆さんは、マレットゴルフ(その当時は、新入生が入ると歓迎の意味で)をしていました。しかし、校舎火災を受け、その慣習は途絶えていたのですが、13年たち、振り切ってやってみようということで、マレットゴルフ大会になりました。

結構盛り上がったようです。秋晴れの午後のひとときでした。では、また明日。
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