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学級通信「サムライフ」vol.2968

こんにちは!

今日は総務髙橋がブログを担当させていただきます。

午前中はジョブタイム。

作業中は雨が降ったりやんだりの陽気でしたが、

寺澤農園さんのリンゴ畑の鹿除け有刺鉄線設置作業を行いました。

設置するための棒を立てて、網を張りながら括り付けていく作業です。

設置完了まで二分の一ほど作業が進みました。

こういった作業は初めてなので、設置の高さが難しかったとの感想でした。

体験生も参加していたのですが、農業経験しているからか作業の手際がとても良かったそうです。
経験が増えていくと動きが変わってきますね。



ジョブタイムでは、学園から離れて働くことを経験します。

学園にいる安心の環境とは少し違って、企業の求められているクオリティに忠実に合わせていかなければなりません。

昨日、放課後生徒と話していましたが、その生徒は現在中間就労を体験し、来年には有償雇用で仕事をする予定です。

「前のバイトが9月に終わって、できるだけ期間をあけずに動き出したかった。それで遠足が終わった後、中間就労を始めた。働いていた方がモチベーションになる。働かないと逆に焦りがあるので、今働けていることで安心する。研修を20回経験して、やっといい意味で肩の力が抜けるようになった。」と話していました。

企業に入り、やる気があっても慣れていくまでに時間がかかります。

企業が働く人を選ぶ時代は終わっていて、働く人が企業を選ぶ時代だという言葉をSNS
であげている人がいました。

雇う側も働く側も履歴書上ではわからない、その人の働く力はどこにあるのか考えると、

やはり「仕事を理解し、コツコツと継続していく力」が大事だなと思います。

その力がプログラムの中で身についてほしいと思います。

給食の時間には、私自身がゲームの操作がとても苦手だという話から、ある生徒が操作方法をメモ用紙に書いてくれて丁寧に教えてくれました。

教わりながら、「これがゲームでなくて勉強でも、この生徒はとても説明も丁寧だし、こちらがどんなことで困っているかを丁寧に聞きながらそれに合わせて教えてくれるので家庭教師の仕事をしたらあうのではじゃないか。」と思いながら話をきいていました。

とにかく明るくて、いつも目が合うとニコニコと話しかけてくれる生徒

作業では黙々と自分の出来ることを探して、周りの動きも見ながら動く生徒

いつも自分に自問自答しながら自分の生き方を考えている生徒

納得がいくまで粘り強く考える生徒

生徒それぞれが私からみて秀でた能力を持っています。

それは変に頑張ってやっていることではなく、むしろクセや反射的行動に近いのかもしれないですが、それぞれが持つ個性であり安定した力だとおもいます。

元から持つ力+私自身は侍学園で仕事をするなかで年月をかけて働く中で身につけた力が多いように感じています。それは組織の中で働く上での必要な力です。組織の中で役に立ち自分が生かされることは、自分自身の希望や達成を目指すより、もっと幸せであるような気がしています。




午後は生徒がやりたいことをやる生徒活動の時間
忘年会のようなカラオケ大会でした。




今日は会員の方からお手紙が届きました。とても心温まるお言葉と素敵なデザインのクリスマスカードでした。とても嬉しくて、デスクに飾っています。
今年も残りわずか、毎日感謝の気持ちと、変わらぬ情熱をもって仕事をしたいと思います。


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