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学級通信「サムライフ」vol,3197

みなさん、こんにちは。教頭の平形です。
今日は雨模様な火曜日。
世の中では新年度の始まりです。

生徒はエイプリルフールで、朝からどんな嘘をつこうかと話していました。
嘘は罪を隠す為や自分を擁護するためにつくのではなく、誰かの幸せのためにつきたいものです。良い嘘が、いつか本物の良さに繋がるならば、それはもう嘘ではなく、希望への宣言であるような気もしています。

さて、午前は学級会。

月に1度、先月の振り返りと、今月の目標だてを行い、みんなに共有する日です。

この共有がとても大事で、自分だけでは気づけない発見があったり、自分だけでは達成できないことを達成する支えになったりしています。

そして学園祭の準備です。

人数は少ないですが、少ないからとクオリティを下げるのではなく、毎年使い捨てにするものを見直して保存できるようにし、次年度に作成する労力を徐々に減らしています。その結果、少人数でも内装や展示、様々な作品にもこれまで同様の(または以上の)力を込めることができています。

午後は生徒発表の稽古の時間です。

アルバイトなどでなかなか全員が揃うことがないため、難しいのですが、まずは3/1が完成しました。あと3/2の産みの苦しみがありますが、道筋は今年も見えたので、皆様にご覧いただける日を目標に頑張ります。

今日の稽古の始まりに伝えたことがあります。

「凹んでる、焦ってる、だるいとかいろいろあるのは当たり前。でも舞台では関係ない。そんな個人の事情を持ち寄って過ごす時間ではない。この場所に向かってコンディションを整えてくるのも大切な事。でも、その凹みや焦りやだるさも表現する場所も舞台の中で作ります。だから無駄にはならない。ネガティブもポジティブも必要な感情。でも片方だけに飲み込まれてはいけない。私の舞台は、そういうバランスをとる為のトレーニングでもあります。」

私の圧に気圧される生徒も多いのですが、必ず達成感と連帯感と充実感を渡せると自負しています。

自分自身への自信はない方ですが、こういう時だけは言い切ります。
これは彼らへの約束ですから。
今夜はこれからナレーションのアルバイトをし、一人暮らし中の休学生とご飯を食べ、その後、明日の稽古の台本作りをします。間に合うかな~。
でも約束したし。

人に言うからには、自分がやり切って見せないと。
去年は手術で体が弱った私も見せていましたが、今年はまた私のイキヂカラ大放出の予定です。

みんなよろしく!!

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