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仕事の誇り

皆さんこんにちは。

新聞読んでますか?

テレビ欄は
読んでるとは言えませんよ奥さん。

不肖侍長岡です。

★★

暖かい大阪に来てます。

暖かいだけで
幸せになれますね。

雪国人の得ですね。

さて
東京大阪間ののぞみの
電光掲示板に
こんなニュースが流れました。

「小学生二人に
 朝刊を未明に配達させたとして
 父親が逮捕」

なんですかね。これ。

児童福祉法かなんかに
引っかかるらしいんですが…。

警察は
他に仕事無いんですかね。
背景がすべてわかっているわけではないので
余計なことは言えないんですけど。

七年間。

年間休日7日しかない
新聞配達という
仕事をしていた経験のある
それがしは
なんとなく憤るニュースでした。

小学二年から中学二年まで

当たり前のように
新聞配達をしていました。

子どもなのに働いているんだぜ。

的優越感に浸っていたのも
確かです。

そして
両親や友人たちへの
アイデンティティーの
誇示であったことも。


小学校や中学校
更には高校においても
キャリア教育は浸透しつつある。

でも
まだまだって感じが否めない。

働くってことは「体験」程度で
その本質を感じことなどできないから。

インターンシップも大事
職業体験も大事。

でも
それだけじゃ
就労意識形成なんて難しい。

子どもの頃
すなわち
「学齢期」は人生のなかでわずかな時間。

「労働期」は人生のなかで大半の時間。

こっちをちゃんと意識させないと
いかんのではないかと
常々

「仕事をしない」「仕事したいけどできない」
若者と対峙していて感じることで。

学校で教えることが出来なければ
社会で教えていけばいい。

そういう選択肢も
用意されていていいんじゃないかと
思ったりします。

この事件の父親が
常に子どもたちを虐待していて
その一環としての「強制労働」だったら
わかりますが。

それがしは
毎月の給与を
自慢げにお袋に渡していました。

「まあ生活費にでもして」的な
ガキの優越感なんで
アホらしいんですが。

それでも
家族の役に立っている感は
かなりありました。

新聞配達という仕事は
とても素敵な仕事です。

雨が降ろうが
雪が降ろうが

毎日
新聞が発刊される限り
社会のニュースを
家庭に届ける仕事です。

社会のことを
社会最少コミュニティーである家庭に届ける。

社会と家庭を繋ぐ仕事です。

それがしは
ちょっと誇りに働いていました。

届ける際に
掛けられる言葉も
何となく嬉しくて
わざとその時間に合わせて配ったり。

そんな心の財産を
沢山貯めることのできる仕事だったと思います。

大学進学が決まり
引っ越しをして
いよいよ
実家を離れる朝。

お袋が
一つの通帳を
それがしに渡しました。

「何か必要なものはこれで揃えなさい。」

通帳には48万円入ってました。

手にしたときは
とんでもない大金だったので
「ラッキー!」
なんて思っていましたが

一人アパートで
いやらしい気持ちで通帳を眺めていると

それが
毎月毎月
積まれ続けたお金だってことがわかりました。

S56・4・30  5000

から始まる
数字は
毎月決まった日にちに
積まれていました。

お袋は

「ガキに心配されるほど貧乏じゃねえよ」
とばかりに

それがしが渡す給与を
大切に貯金し続けていたわけです。

声出して泣きました。

はじめて
自分が「働いていたんだ」ということ。
それが
以下に尊いことなのかをしりました。

再度言います。

新聞配達という仕事は
素晴らしい仕事です。

今起きている社会のニュースを

毎朝
家庭に届ける大切な仕事です。

それがしは
あの七年間を今も誇りに生きています。

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