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大なしを学ぶ。

降りた時に
その船の偉大さを知る。

もう一度乗りたくとも
その船の姿はない。

本当に舵を握っていたのは
誰なのか。

動かない地上で
人は初めて知るのである。

不肖侍長岡です。

★★

あっという間に
新棟出来上がってきました。

二か月前までは
更地だったのに。

人間の成長も
これぐらい早いといいんですけどね。
まあで体たらくて困ります。

この季節は
登校再チャレンジして

登校し始めた子の定着と
やっぱり登校出来なかった子の
差がはっきりと分かれる時でもあります。

登校できている子には
余計なことを言わず聞かず
ただただ
いいぞいいぞとエールを送り続けるように
しています。

逆に
登校できなかった子には
「まだ頑張れる」とか
「こんな方法も試してみよう」
などということはしません。

学校に行かない時間を
どのように「有効化」するのか。
それだけを意識させるようにするわけです。

基本
この時点で登校できなければ
かなりの確率で
3月まで状況は変わりません。
だとしたら
苦しませず
悩ませず
違う価値観でモノを考えさせ
今の状況が「悪である」という思いを
完全に頭の中から排除することが
大切だと思うからです。

同時に
進路についても色々と話をしなければなりません。

今日も
大学進学について一時間ディスカッションしました。

何のために進学するのか。

そもそもその辺が
認識されていないというか
子どもだけでなく親も観点がずれているというか。

「大学生活で青春を謳歌して欲しい。」
「なんとなく大学に進学すれば安心」
「とにかく大学ぐらいは出て欲しい」

なんて本年を聞くと
がっかりしますね。

今やこの国は「大学全入時代。」
高校卒業の子どもたち全員分の席が
用意されているわけです。

そして
大学新卒者の就労率は60%を切っている。

4年という貴重な時間という財産と
平均1000万円とも言われる
貴重な財源をかけてまで

本当に大学進学が必要なのか?

その辺をシビアに家庭の中で
話し合われていないような気がします。

なんとなくです。
なんとなくのために
時間もお金も平気で散財する雰囲気が
この国にはあるんじゃないかと。

アカデミックは必要です。
国益を生む人材を育てる研究機関ですから。
これ失って
国の発展はありません。確かに。

でも
教育に費用対効果を持ち込みたくありませんが
安易に大学進学
専門学校進学すればいいってもんじゃないってことも

大学まで出してもらったそれがしが言うのもなんですが
思ったりするわけです。

「働く」がネガティブに捉えられている。
そんな気がしてなりません。

それは子どもたちが
働きたくないのではなくて
大人たちが

「働くのは辛いぞ。出来るだけ先延ばしにした方がいい。」
的な雰囲気を醸し出しているんじゃないかなって。

対人不全が強烈で
家族以外はそれがししか話ができない子がいます。

その子も大学進学希望です。

その子の進学志望理由は
どうでも「医者」になりたいからだそうです。

小中高と
ほとんど学校に行ったことがありませんが
全国模試の成績はやばいぐらい高い。

多分。医学部楽勝だと思われます。

本人もそこには自信がありますが

18年間。
家族以外の人間と会話したことのない経験のまま
本当に大学生活が送れるでしょうか。
そして
なんとか大学での課程は修了しても
そののち
その対人スキルで「医者」という
ハードな仕事ができるのでしょうか。

不登校経験者の可能性を憂いているわけではありません。
どんな過去があろうと
その人間が強く思えば
どんなことも叶えられると思っています。

しかし
「今ある力」を垣間見るとき。

「夢さえあればなんとかなる!」と
無責任なことは言えないのです。

本当にそこに行きたければ
超えなければならないハードルは山ほどある。

それがいかに自分の苦手なことであっても
自分がイヤでイヤで仕方がないことであっても

超えないとゴールにはたどり着かないのです。

その人間にとって
本当に越えるべきハードルと
本来超えなくてもいいハードルがある。

それがめちゃくちゃになっているなあって
思うんです。

うちのチビには

「高校までは出してやるがその先は自分の力でなんとかせい。」

3歳の頃からくり返し伝えている言葉です。

どうしても
その資格が無いと出来ない仕事があるならば
徹底的に勉強して
そのホルダーを手にすればいい。

オリンピックに出るとか
メジャーリーガーになるとか
ワールドカップに出るとか
そういう種類のハードルじゃないので

ただがむしゃらに勉強すればいい。
こんなに簡単なことはないわけです。

まあそれがしは勉強しませんでしたが…。

でも
その気概もない
そして必要性もない。

ただ人生経験としての大学進学は
その子どもにとっても
その家族にとっても
そして
この国にとってもよろしくないなと
思っています。

それこさ

「大学はやめとけ。その代わり300万やるから
 世界を見て来い。」とか

「大学行かない代わりにこの金で起業してみないか?」とか

捨て時間
捨て金にならないためにも

そういう発想があって
そういう家族会議があって
いいんじゃないかと思ったりします。

あ、
あくまで
大学まで出させていただき
教員免許を取得したにも関わらず
わずか5年で
教員をやめたダメ人間の
戯言ですが。

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