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“学級通信「サムライフ」vol,1981

みなさん、こんにちは!

教頭の平形です。

 

今週は家庭訪問ウィーク。

教務担当スタッフは長野県内のご家庭にお伺いするため、飛び回っております。

なので、今年度から担当を持たなくなったわたくしが、生徒と一緒に活動できる時間をもらえるチャンスウィークでもあります。

 

今月のチョイスタ(選択授業)。

まずはカトラリー作り!

好きな木材を選んで、自分だけのスプーンを作ります。

今日はデザイン決め。

こちらは草取りチーム。

草木燃ゆる季節到来ですので、毎日、この作業は必要になります。

 

そして筋トレチーム。

朝からストイック!

朝活は自治会の花壇の草取りです。

こまめに行ったおかげで、こんなに素敵なお花が咲いております。

午前の授業は「生徒の職業人講話」

アルバイトを始めて半年の二人と、2年目の生徒に仕事について聞いてみました。

・応募する前の不安とその解消法

・働き始めての不安とその対策

・今の仕事のやりがい

・これから、どうしていきたいか

 

「分からない事を何度も聞くのは申し訳ない気がしてしまっていた。でも、分からないままの方が迷惑がかかるし、自分も困る。だから頑張って聞くようにしました。」

 

「ありがとうと言われると、やっぱり嬉しい。商品の場所をご案内した後、その商品の種類が多くて迷っていらしたら、もう一声かけるようにしている。」

「無口な先輩に、自分は何を教わればいいかもわかっていないので、本当に一からご指導お願いしますと先輩に言ったら戸惑っていた。しかし、翌日、すごく教えてくれた。」

働くきっかけは三者三様。

しかし、今の彼らには「働く」という軸がしっかりとあります。

勇気を出してその仕事に飛び込み、悩んだり落ち込んだり、相談したり、励まされたりしながらたどり着いた今です。

なんだか、誇らしげにも見えます。

 

他のアルバイトをしている生徒や、これから仕事に就きたいと考えている生徒も、まるで自分のことのように話を聞いていました。

「自立」に向き合う皆は、なんだかとってもいい顔してました。

 

午後は農業の時間!

今年度の農業大臣 森田の感覚的で抽象的で、だけど本質をついている授業から始まりました。

 

「人間は食物連鎖の頂点じゃない。あくまでも生態系の一部。命の循環の中にある」

彼の自然観を突き詰めた結果がこちら。

「変態農業」ってなんやねん?!

ってことで、さっそく実技。

学園の敷地中の草を刈って集めて、畑に撒きます。

この畑、他にも森田こだわりの自然肥料が大量に撒かれており、おそらく、とっても豊かな土壌に生まれ変わっているはずなんです。

昨年までとは全く違う農業スタイルに、みんなワクワクしております。

ここサムガクでは、毎日、違うことが行われる一方、毎日同じことをする場面もたくさんあります。様々な環境に適応し、うまく歩んでいくためには、どちらも必要な事。

 

昨日の自分と大差はなくても、1年後の自分はきっと違う。

その差を本人は気づけなくても、我々は必ず見ています。

私がこの仕事を心底好きな理由はここにあったりします。

明日はスタッフ研修の為、ブログはお休み。

木曜日にまたお会いしましょう。

 

【告知です!】

6/3(日)13:30~

保護者様向けの公開授業が行われます!

入場無料。

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