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この当たり前の空の下で

身体が言うこと聞かないので

こういう時には
頭をできるだけ使えばいい。

不肖ナガオカです。

★★★

命の危険が迫る暑さ

45年生きてきて
聞いたことのないアナウンスです。

ここ信州上田も
連日35度を軽く超える猛暑日です。

それでも
クーラーに避難できる環境で
飲みたいときに水が飲めて
入りたいときに風呂に入れる。

それがいかに
恵まれている環境なのか。

命の危険が迫る暑さの中
その

「当たり前」を奪われてしまっている方々が
同じ日本いる事。

そして
残念ながら
命さえ奪われた方々
そのご家族の方々。

まだ行方が分からない方々。

心からお見舞いとお悔やみを
お祈り申し上げます。

常に

誰かに支えられている」サムガクが
こういう時に
何が出来るのか。

生徒たちが下した判断は

現地へ出向いてお手伝いをするのではなく
お手伝いを効率的に専門的に
代行して下さる方々への

「託し」にしました。

そして
上田市民の皆様にご協力を仰ぐ

募金活動を連日行ってきました。

生徒たち本人からは

「こういう機会を与えてもらって嬉しい」

という声が上がり

募金してくださった
愛すべき上田市民の皆様からも

「何かしたくても何をしていいか分からなかったからありがたい」
なんて言葉を頂戴しました。

困ったときに
困っていない人が手を差し伸べる。

そしていつか
困っていなかった人が
困ったときに
困っていた人が手を差し伸べる。

人が社会というコミュニティーを
形成した理由があるとしたら
そういうことであって欲しい。

NPOだとか
教育施設だとか
そいうことじゃなくて

我々の望む生き方の先にある社会。

それを見つけ続けるサムガクでありたいと思うわけです。

義援金総額 170082円。

皆様の想いは
きっちりサムガクの仲間にお届けし
その仲間が
きっちり現地の皆様にお届けしてくれると思います。

生徒たちが炎天下の中。

声を張り上げる姿に
何もできないおっさんは嗚咽するしか
ないのでした。

法人を代表し
ご協力くださった全ての皆様に
心より御礼申し上げます。

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