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学級通信「サムライフ」vol,2050

みなさん、こんばんは。

教頭の平形です。

学園祭まであと4日。

全生徒・全スタッフフル回転という状況。

疲労の色も見え隠れしますが、

学園全体に心地よい緊張感が漂っております。

9/30皆様をお迎えする為に

心をこめて準備中。

しかしこの時期

みんながみんな

同じように全力でやれるわけではありません。

「どうしても寮生活や係活動でエネルギーをとられ

ステージ発表までの気力・体力が残らない」

という生徒もいます。

正直な言葉だと思います。

 

不注意でケガをして

泣く泣くダンスをあきらめた生徒もいます。

 

学園祭自体の勢いが苦手で

登校が難しい生徒もいます。

私は正直悔しいです。

無理やり、ステージに立たせたいわけじゃありません。

私は今回、そういった様々な事情や葛藤を抱いたまま

それでもなんとか進もうとするその一足の価値を

その美しさと「弱さ」の向こうの「強さ」を

知ってほしいと思いました。

今自分が「絶望」と思う壁の向こうに「希望」が存在することを

私は今回の作品を通して感じてもらいたいのです。

 

私は彼らと同じ目線にいます。

同じ世界が今も見えています。

でも彼らの一歩前に立ち続けます。

彼らより一歩前で、しんどいことも、かっこ悪い事も、頑張ることも、全力で表現し続けたいのです。

私にできることは、それだけだから、決して手は抜きません。

 

自分で言うのは恥ずかしいのですが、

「絶対的な愛情」をベースにしなければ、この仕事はできません。

この愛情を信じてもらえるようになるまでは、まだまだ私も修行が必要なようです。

1人の生徒が「あのセリフを私も叫びたい」と言ってきました。
1人の生徒が舞台裏を全力で走り回りながら、全員のサポートをしていました。
1人の生徒が放課後に登校し、大道具の動きを確認していました。

 

さあ、絶望の向こうの希望は見えています。

 

泣いても笑ってもあと3日。

失敗しようが成功しようがチャレンジしたことに変わりはありません。

残り3日の間に行われるたくさんの愛すべきチャレンジを

しっかりと見守りながら本番を迎えたいと思います。

 

どうやら雨予報が出ているようですが

ぜひ皆様、足をお運びください。

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