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沖縄校学級通信サムライフ 第4号

みなさん、こんにちは!
上田校 教頭の平形です。

9月29日(日)に開催されました第16回 侍学園 今人祭。
沖縄校から約1か月間、上田校へやってきて、寮生活を体験しながら、学園祭に参加した生徒がおります。

アルバイトをして、渡航費を一生懸命貯めました。
交通手段も自分で調べ、たった一人で信州上田へ。

とにかく大変だったと思います。
慣れない土地、慣れない活動、ほとんど知らない人たちの中で、本当によく頑張りました。

特に学園祭は、一年の中でも、かなり大きなイベントで、ステージ発表や内装展示など、やらねばならないことが山ほどあります。

更に寮に帰れば、掃除や調理、買い出しなど、生活訓練もあります。

沖縄校から来たからといって、その分担を減らすことはありません。
相当の覚悟で来た彼に、それは失礼だと思いましたし。

ステージ発表ではダンスもあります。

学園が休みの日は、校舎裏で。夜の空き時間には、寮のリビングで。朝練も毎回参加。

とにかく踊りまくった1か月。

振りは入っても、型が決まらず、型が決まっても、曲に間に合わず。

本番が近づくにつれて、彼はどんどん不安になり、ある日、心が折れました。
ダンスの稽古に出る事が出来ず、部屋にいたところを、生徒全員が迎えに行きました。

彼は自分の不安を語り、みんなも彼と同じ気持ちであることを彼に伝えました。

スタッフがどんな言葉で励ますより、生徒のみんなの言葉は強く届きます。

 

彼はもう一度、動き出しました。
全力で歌い、心からの感謝を舞台上から叫びました。

上田校とか沖縄校とか関係ありません。

一つのものを作り上げる、集団の一人であり、しっかりとした「個」でもあり、

それはそれは良い形で、本番の日を迎える事ができました。

学園祭の感想はまたこのブログでお伝えしたいと思います。

彼がいたから頑張れた生徒が、何人もいました。
彼はそのことに気づいているでしょうか。

心からありがとう。
またね。

 

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