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それってジャネーの法則じゃね?

最も重要な決定は

「何をするのか」ではなく

「何をしないか」である。

こんばんわ
不肖ナガオカです。

★★★

その一つが
このブログだったかもしれません。(笑)

90日ぶりに更新します。

人間が幸福な人生を送るにあたり

「目標設定」が重要なことは
なんども口にしてきましたし
それによって
どんな結果が訪れるのかも

46年間の人生の中で
それはそれは経験してきたつもりですので

相談に訪れる方々や
うちの生徒たち
或いは
うちのスタッフたちにも

時に言葉を変えて
伝え続けています。

しかしながら

「何をするか」に抵抗が生まれてくるのも
これまた人間だったりします。

あれをしなければならない
こうしないといけない

なんとなく強制力が生まれてくると
人はそれに対して抵抗し始め
そこから
なんとなく言い訳をつくってエスケープします。

だから

「何をするか」を考えるんではなくて

「何をしないのか」に設定を変える

この抵抗を緩めることが出来たりするんですね。

色々なことを
同時にやっているように思われがちですが
そうではなくて

「何をするか」を決めた時には

必ず

「じゃあ何をしないか」を決めているだけです。

あっという間に一年が過ぎようとしています。

一昨日
除夜の鐘をたたきに行ったような気がするんですが

365日は過ぎているわけですよね。

大人になると
一年の速度が速くなっているって感じが否めませんよね。

でも
地球の公転速度は変わってないわけでして。

この現象を心理学上では

「ジャネーの法則」って言います。

簡単に言えば
生涯のある時期における時間の心理的長さは
年齢の逆数に比例する
(年齢に反比例する)と主張したものです。

例えば
50歳の人間にとって1年の長さは
人生の50分の1ほどであるが
5歳の人間にとっては5分の1に相当する。

よって
50歳の人間にとっての10年間は
5歳の人間にとっての1年間に当たり
5歳の人間の1日が
50歳の人間の10日に当たることになるってやつです。

で?

なんでそうなんの?

って説明があんまりされていないんですよね。

まあそれが

「THE 心理学」ってやつでして。

このジャネーの法則を裏付ける
生物学的角度から考えてみますね。

人間の脳には
「視交叉上核」と呼ばれる細胞群があります。

この細胞群は
心拍数や血圧
体温などを変動させ代謝に影響を及ぼすわけですね。

まあ俗にいう「代謝」を司る場所です。

この「代謝」が大人になると

「時間が短く感じること」に大きく関係しているようなんですわ。

「認知科学」って分野では

「身体が元気で代謝が活発だと実際の時間よりも
 心理的な時間が速くなる」

って言われています。

これは
実際の時計を
思い浮かべてみるとわかりやすいんですが

一つは

「世界標準通り規則的に動いている時計。」

もう一つは

「個々の人によって速さが違う心の時計。」

「心的時計」とでも言いましょうか。

自分の中の心理的時計が1分経っているのに
時計を見た時に45秒しか経っていなかった場合

人は
まだ45秒しか経っていないと思い
時間の流れが緩やかに感じられるわけですね。

しかし

心理的時計が45秒しか経っていないのに
実際の時計が1分経っていれば
もう1分経ってしまったと思い

時間が速く過ぎたように感じられる。

体調が悪かったり
疲れが溜まっていたりする週末など
ぼーっとしているとあっという間に時間が経過して行きませんか?

「あ。もうサザエさんやってる…」的な。

これは
体調の悪さが
「代謝の悪化」につながっているためなんですね。

しかし
同じ体調が悪くてもがある場合は別なんだそうで。

熱でうなされた深夜に寝付けず
いつまでも朝が来ない感覚に陥っりますよね。

あれは本当に辛い。

それは
熱が上がっている時は代謝も良くなり

「時間が経つのも遅く感じられる」からなんだそうです。

また

この代謝は時間帯によっても違って

起きてすぐの朝の時間帯は
代謝が悪いため時間が速く感じられる。

まあ朝は忙しい。

着替えて
食事をして
メールチェックなどをしているとあっという間に
時間が経ってしまいますね。

逆に一番

代謝が良くなる時間は

起きてから6時間後

午前中よりも
午後の時間のほうが長く感じるのも代謝の影響なんだそうです。

ってことはですよ。

加齢とともに
代謝の悪さが時間を短く感じさせてるってことで

ガシガシ運動して
ガシガシ仕事してる経営者の人っていますよね。

人の何倍も仕事しちゃうような人。

あれって
年齢とは関係なく
めちゃくちゃ代謝がいいんですよ。絶対。

だから
人よりも心理的時計がゆっくりだから

沢山の仕事を
短時間でこなすことが出来ちゃうんだと思うんです。

それに気が付いてから
某も
それなりに
トレーニングを習慣化させてきたつもりなんですけどね。

最近は

「何をしないか」の部類に入れちゃってまして。

年明けると

47歳が見えてきます。

現役引退まで残り2年。

もっともっと
「やりたいこと」ではなくて

「やらなくてなならないこと」

時間を使いたいって衝動に駆られているので

元旦からとは言わず

明日の朝から

代謝改善の毎日を

「何をするか」に

代謝減退の原因になる習慣を

「何をしない」に

「あの人何歳?」と

不思議がられる「ヒロミ郷」ばりに

50歳までの日々を過ごしてみようかと思います。

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