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学級通信「サムライフ」令和元年度卒業式 特大号

こんにちは。更新が大変遅くなってしまいましたが・・・

先日、延期に延期を重ねていた令和元年度卒業式が挙行されました。

今回は、猛威を奮っているコロナウイルス感染症対策として、規模を縮小し、対策を万全にし、当日を迎えました。

令和元年度は5名が卒業していきました。

今年から卒業式は7月になるため、卒業生たちの装いも例年とはまた違った様子。

卒業証書授与。

理事長式辞。

(以下一部抜粋)

「先生。自分がここまで変われるとは思っていませんでした。今、本当に生きていて楽しいんです。」

高校の学園祭を終えた後、キミは嬉しそうにそう俺に話をした。

その時。俺は初めて本当のキミに出会った気がするよ。

 

もうキミは大丈夫。俺たちの役割は終わりました。

キミがいなくなってしまう教室はただの田舎の学校になってしまうけど

キミが愛したこの学園を これからも一緒に愛し続けてください。

 

キミがキミの本当の笑顔を見せるのは

ずいぶん時間がかかったけど

一度笑えたキミは本当に優しい笑顔を手に入れたね。

覚えているだろうか。

俺はキミに「人のために生きる人生を歩め」と言った。

自分の存在を認められないでいるキミだったからこそ

そういう人生を歩めと言ったんだ。

そしてキミは今、人の命を預かっている。

 

ここを卒業するのは誰かのためだったかもしれない。誰かの想いに応えるキミの優しさだったかもしれない。

しかし 卒業は始まりだ。

1人で考え続けたあの日々を 1人で耐え続けたあの日々を

決して無駄にしない為のキミの人生はこれから始まるんだ。

キミならちゃんと自分の歩幅で進んでいけるはずだ。

 

 

在校生送辞

(以下一部抜粋)

卒業生の皆さんは私たちにたくさんの思い出と未来への可能性を示してくれました。サムガクで歩んだ道はそれぞれ違いますが、それらは平坦なものではなかったと思います。諦めや苦しみの暗闇に囚われて、行く先がわからなくなってしまった事もあったでしょう。それでも決して諦める事なく希望という光に向かって一歩ずつ力強く歩き続け今日と言う日を迎えられた事と思います。みなさんが受け継いでこられたサムガクの優しさ思いやりをされに良いものにできるよう、一層努力を積み重ねていくことをここに誓います。

 

 

卒業生答辞

(以下一部抜粋)

思い返すと本当にいろいろありました。辛く苦しい思いをしたのは私だけではないことをもう知っています。•••

一回り以上離れた友人ができたこと。仕事を2年半以上続けていること、1人暮らしを楽しんでいること。日々小さな幸せを見つけ出せていること。•••人の役に立つことがこれからの生き方だと思えていること。生きていて良かったと思える日が来ました。

ここへ来る前の私は•••不本意に身に付けた0/100思考で自分を苦しめ、本当の自分で生きるには、とても繊細で、素直な個性を隠す為の武器や鎧をたくさん纏い、見てくれだけ大人になってしまっていました。

•••侍学園に来て、一番変わったのは、自分の人生を丸ごと引き受ける覚悟と、責任を持てるようになったことです。

 

私は今、保育の仕事をしています。ずっと目指していた世界にやっと踏み込めました。•••人は何歳になっても、自分で決めて、挑戦し続ければ成長できる。決心すること、頑張ること、立ち直ること。全部簡単じゃないからこそ成長することはとても素敵なことだと色々な人と関わって教わりました。

だからこそ、成長を身近に感じるこの仕事にやりがいを感じています。

 

学園との出会いがあったからこそ、現在まで、辛い時、苦しい時も前向きに頑張り続けることが出来ました。

 

学園に通う中で、私はたくさんのことを学ばせてもらいました。私はひとりではないこと。欠点ばかりではなく私にもいいところがたくさんあったこと、諦めないでやり続けることの大切さ。辛いこと、苦しいことがあったとき切り替える力など様々なことを学びました。そして、この学びのために、私は沢山の方々に支えていただきました。

 

最後に在校生・卒業生一同で「旅立ちの日に」を歌いました。

 

卒業生退場。

 

これにて令和元年度を無事に締めくくることが出来ました。

本年も1年間ご支援ご協力いただきました支援者の皆様本当にありがとうございました。

新生侍学園は年度始めを9月に変え、令和2年度は9月1日からスタートします。

それまでブログもしばらくお休みします。

また、9月にお会いしましょう!

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