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親の期待

親の期待は

親の期待としてだけ成立し

それは
子どもとは合意しない事の方が
自然なんです。

不肖ナガオカです。

★★★

長い事

子どもに対する
親の悩み事を聞き続けてきましたが

余程のことがない限り
親が望むように
子どもが「意識」して成長したら

やっぱり
どっかで歪みは生まれるんだと思うんですよね。

違う人間ですから。

という某も
1人の子どもの親でして。

早いもので
もう大学いってるんで
家から出て行った訳です。

まあ
自分が大学生の時なんざ考えると

本当に自由気ままにやらせてもらいましたし
とにかく
必死こいて働かないと
食べて行けませんでしたから。

そういう
大学生活じゃなくて

この時期にしかできない
挑戦をして欲しかった訳です。

体使って
勝負して欲しかった。

某はそれが出来なかったんで。

余計それをチビにはやらせたかったのかもしれませんね。

中学三年生の時にも

高校を受験させずに
アメリカのIMGへ行かせようと

3年間準備をしてきた旨を
チビに話しました。

チビは
涙を流しながら

僕は普通がいいです」と言いました。

一度そこで
挫折したんですけどね。親として。

一年経った頃。
チビの口から

「あの時。アメリカに行っておけばよかった」

なんて溢れていたんで

そういうつもりで
大学に行くんだろうなあと

思っていたのは
やはり親の勝手な妄想に過ぎず。

母親は違います。

子ども優先というか

良識っていうんですかね。

普段は口論にすらならない関係なんですが

久しぶりに
大人の喧嘩をしました。

その時に
思ったんですね。

診察室で同じこと言うかな。俺。

仕事とプライベートをしっかりと分けてきたつもりなんで
当然といえば当然なんですが

子どもの気持ちもしかり
母親の気持ちもしかり

そして
他人様のお子さんや
そのお子さんを支える親御さんの気持ちも

わかったふりは出来ていても
実際は
分からない事の方が多くて

だからこそ
話を聞いて
その人の気持ちになる事で

ようやく
違った観点を提案できるんじゃないかなと
思うんです。

仕事だと冷静に分析できるんですけどね。

自分の子どものことになると
やっぱり

某はポンコツなのかもしれません。

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