コンテンツへスキップ

2022年9月13日 学級通信「サムライフ」vol,2728

こんにちは!

今日は総務がブログを担当させていただきます。

 

今日は月2回の子どもシネマクラブデー

侍学園の生徒も映画鑑賞させていただきました。

子どもシネマクラブの子どもたちは映画を見るだけではなくワークショップをやったり、

カフェやロビーでお話しや遊びをしたり、それぞれ過ごしていました。

映画鑑賞ではなく、子たちに寄り添う生徒の姿も。

 

 

今日の上映作品は3本

午前中、その中の1本の「メタモルフォーゼの縁側」を観て、

午後その感想を語る座談会でした。

 

「メタモルフォーゼの縁側」は数々の漫画賞を受賞した漫画の実写化されたものです。

簡単なあらすじをかくと、

17歳の女子高生 うららと75歳の老婦人 雪が、一冊のBL(ボーイズラブ)漫画を通して本屋で出会い、

そこから2人の人生が変化していく、そんなストーリーです。

 

私自身も、マンガで名前を知っていたのですが、見る機会がなく、簡単にあらすじをみてからの座談会の参加でした。

 

座談会では、感想や印象に残ったセリフや疑問、泣けたシーンなど、感じた事をそのまま

言葉にして、みんなで共有したり気持ちを深めていきました。

 

 

生徒・スタッフの感想では、

 

・この映画自体のテンポがよくて見やすい。映像もキレイでところところ遊び心を感じるシーンがあった。

 

・おばあちゃんがうららに言った言葉は、自分自身の若い時の人生に向けて行っている言葉に感じた。

 

・うららとおばあさんの関係性に感じるものがあった。年の差関係なく好きなことを語り合える関係性がいいなとおもった。

そういう人が自分にもいたらいいなと思った。

 

・主演の芦田愛菜ちゃんの走りっぷりがよかった。

おばあちゃんとの差も感じ、エネルギーと若さをそのシーンでグッと感じて泣きそうになった。

 

・うららは自分の中で好きなものを楽しむタイプ。同い年の女子高生のマドンナが、

好きなものにまっすぐに好きと表現できるうらやましさや嫉妬を感じるシーンがあり、自分自身も共感した。

 

・幼馴染のうららと男子高校生の恋模様に、甘酸っぱさを感じた。

 

など感想が上がりました。

 

私も、観ていなくても、みんなの話を聞けば聞くほど想像がひろがって、観てみたい気持ちになり、座談会を楽しめました。

年齢も立場も肩書も全く違うけれど、一緒に笑って、一緒に泣いて、時には激論を交わし、好きなものを好きと語り合える喜び。

そしてその出会いによって、自分の弱さや、希望に出会っていくそんな物語だったんだなとみんなの感想を聞いて感じました。

 

映画を見た後、感じた事を誰にも言わずに心にしまうこともあると思いますが、話して深める時間はとても良いなと思いました。

まさに、この「メタモルフォーゼの縁側」の二人のように、お互いが好きなものは一緒でも、

それを表現する仕方は違うことに気づいて、相手に刺激を受け、自分自身の思っていることが表現で解放されていく、

そんなワンシーンを侍学園の授業で見れた気がします。

 

 

上田映劇サイト 子どもシネマクラブ9月上映作品はこちら https://uedakodomocinema.localinfo.jp/posts/36833287

タグ:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です