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2023炎の遠足特大号

みなさん、こんばんは!
教頭の平形です。

今日は年に一度の遠足です。
あ、もとい。

炎の遠足です。

今年は10年ぶりに、長野市の善光寺さんから、歩いて上田を目指します。

朝4時半集合。

車で長野市へ移動し、お参りと体操してから出発です!

天気も最高!!

善光寺から篠ノ井大橋までは、町中を歩くので、車に注意しながら歩きます。

篠ノ井大橋からは、上田千曲長野自転車道をひたすら歩きます。

その間、ず~~っと絶景です。

そして、その間全11か所の休憩ポイントを、卒業生やスタッフが先回りして準備し、みんなを笑顔で迎えてくれます。

お昼は保護者の皆さんと食育スタッフが用意してくれました。
ほっと一息タイムです。

お昼までは予定時間より速いペースで来ていました。

しかし、ここからが大変。
20㎞を超えると、足のあちこちが痛み出します。

足首、膝、太もも、足の裏、股関節、全てが悲鳴をあげます。
右足が痛ければ、今度はかばった左足が痛みだします。


みんなが痛みに耐え、みんなが他者を気遣い合い、無言の連帯感が生まれだします。

善光寺を出発してから、既に12時間。

30㎞を越えて、気力体力共に限界をとっくに越えています。

それでも歩みを止めません。
足を引きずりながら、ひたすらゴールを目指します。

(実は道の駅から、走って学園に帰った強者たちもいます。彼らは、最後尾をお迎えに再び今来た道を戻りました。)

先頭は18時半頃、最終も19時台(予想より2時間早く)にゴールしました!!

ゴールでは、保護者の皆さんが、ゴールテープを持って待ってくれていました。

打ち上げでは、初めて歩いた生徒たちがこんな話をしてくれました。
「山に登れたからいけると思った。そしたら、めちゃくちゃしんどくて、なんであの人あんなに歩くの遅いんだろうと思われていると思うと、善光寺から歩いてきましたって貼り紙したかった。」

「1人だったら歩けない。みんながいたから、なんとかなった。」

「最初の休憩前から、足に違和感があった。でも、ワセリン塗ったり、お菓子をたくさん食べたりして、なんとか歩けました。ありがとうございました。」

歩いた人だけが大変なんじゃなく、支えてもらったみんなのおかげで、この場所にたどり着いていること。

いつもの疲れは勘違い。今日の疲れが本物。
今日のような特別な日だけじゃなく、毎日に小さなチャレンジを。

一歩一歩自分で歩いたから手に入れた感情とたどり着いた場所。
そのことを忘れずに。

本当にみなさん、お疲れさまでした。
次回のブログは火曜日です。

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