みなさん、こんばんは。
教頭の平形です。
今日は東京から2名の理容師さんが来校。
HIDグループ美容部門の女性スタッフ2名と共に、授業を行ってくださいました。
彼らはLSS(リス)のメンバーです。
LSS=Life Suggest Stylist。
生活にさりげない提案をしてくれる人。
カウンセリングのように堅苦しくなく、施術してもらいながら、なんとはなしに悩みや愚痴を話して、聞いてもらえる人。
そんな理美容師の育成を目指し、長岡理事長が研修を行ったり、メンバー自身が勉強を重ねてきたのがLSSのメンバーです。
2人ずつ、カットしてもらいます。
普段、自分ではオーダーしない髪型を提案してもらい、じゃんじゃかカット!
待っている間に、洋服のコーディネイト。
事前にたくさんの古着を用意していただきました。
みんなノリノリです。
ちなみに私のテーマは、冬の五輪開会式。
メイクもしてもらいました。
「かわいい系」か「かっこいい系」に分けて、どんどん試します。
あっという間の2時間半。
おしゃれをするとどうなるか?
自分に自信が持てる。
自分を好きになる。
第一印象が良くなる。
清潔感がある。
もうメリットしかありません。
この授業の目的は大きく言えば「社会参加意識の醸成」です。
自分を整え、自信を持って社会に踏み出すきっかけ作りとなります。
みんなのこの表情。
LSSのみなさん、お忙しい中、ありがとうございました!!
午後は平形授業。
4月の学園祭へ向けて「演劇の基礎講座」です。
まずは舞台用語を学びます。
音響、照明、演技、舞台装置、立ち位置など、専門用語とその意味・必要性をレクチャー。
続いて実践。
手の開き方。こぶしの握り方。歩き方。立ち方。
すべての動きに、その人に合った絶妙な角度やポジションがあります。
午前中におしゃれを学んだので、次はそれを活かす姿勢や動きを鏡の前で体験。
今回は50分しか時間がなかったので、基礎の基礎しか出来ませんでしたが、これから4月までの半年間、しっかり自分のものになるように稽古をしていきたいと思います。
どの授業にもそれを学ぶ意味があります。
演劇ならば、大きな声、豊かな表情、姿勢、間、度胸をつける、俯瞰して全体像をつかむなどいろいろありますが、私が1番大事だなと思うのは「相手の気持ちを考える」ということです。
役の気持ちを考えるのと、相手の気持ちを考えるのは同じこと。
これからゆっくり、演劇を通して、私は伝えていきたいと思っています。
それでは、また明日~~。