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学級通信「サムライフ」vol,2965

みなさん、こんにちは。
教頭の平形です。

今日の午前中、私は、アウトリーチ(訪問支援)に出ておりました。
10年前から両親が学園に相談に来ており、3年前から訪問開始。
ずっと本人には会えず、ドアの前から語りかける日々が続いていました。

3カ月前、ご両親の勇気もあって、部屋に入り、本人と対面。
しかし、いっさいコミュニケーションは取れずにいましたが、徐々にリアクションでイエスノーが分かり、筆談も始まり、ついに先週、会話が可能になり、外へも一緒に出掛けることができました。

10年で関わったスタッフの数は9名。
最近はチャチャと二人で訪問していたので、この変化に手を取り合って喜んでおります。

あきらめないで、何かしらのアクションを取り続けた結果かと思います。

何よりも一番勇気を振り絞った本人がすごい!

これから先の変化も大変ではありますが、楽しみです。

さて、学園では「本気の志」。
それぞれの立てた目標達成のために自己学習中。

午前2コマ目は、修学旅行の係活動。
食事の予約やメニュー決めをする食事係と、施設利用を100倍楽しむためのガイド係に分かれて、情報収集やメニューチェックを行いました。

1月20日~22日の修学旅行が楽しみです。

午後も今日は話し合いが続きます。
内容は学園祭について。
ようやくテーマが決まり、係も決まって、企画書を作り始めました。

サムガクではこの企画書作りをとても大切にしています。
何をいつ、どうやって準備するかなど、誰が見ても分かるように、しっかりと作ります。
予算も出して、経理に提出し、認められれば、様々なものを作り始められます。
話し合いばかりで、面倒な気もしますが、ここをきちんとしないと、本番前に空中分解してしまう可能性大。
段取り八分とは、本当にその通りだと思います。

今年の最終授業は26日。
あと2週間で今年も終わりです。
やりかけてたこと、見て見ぬふりしてたこと
爽やかに新年を迎える為に、しっかり向き合う時間にしたいものです。

それではまた明日。

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