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学級通信「サムライフ」vol,3060

みなさん、こんにちは。

教頭の平形です。

今日は日曜ですが登校日。

自治会の花植えを行いました。
毎年2回行うので、もうみんな慣れたものです。

本郷自治会のみなさんと一緒に、せっせと植えていきます。
日日草やサルビア、マリーゴールド。

夏から晩秋にかけて、この道を通る人たちの目を楽しませてくれます。

このような作業時は、自分の手が空いたら、次に何をすればいいかを考える良い機会です。
ただ言われた作業だけしていては、指示待ちが当たり前になってしまいます。
周りをよく見て、完成図を考えて動く必要があります。

また、自分たちの暮らす自治会の仕事を担うことは、社会の一員ということ。
今はまだお手伝い感覚が強いけど、自分がその立場になった時に困らないように、しっかり楽しく活動したいものです。

ミライフ(寮)の草取りもしました。

午後は、卒業生授業です。

日曜ではありますが、生徒もスタッフもOBも集まりました。

「あなたはサムガクの授業に積極的ですか?消極的(受け身)ですか?」という質問から始まります。

「自分は正直超受け身でした。でも受け身だと時間がかかります。自分は8年以上かかっての卒業です。」

「自分が積極的にサムガクを利用する為にも、どんなサムガクなら良いかを考えてみましょう。サムガクの決めた理念はあるけれど、生徒独自の理念があっても良いはず。」

生徒とOBだけで円になり、どんな学校なのか、どんな力を身に着けられる場所なのかを考えました。

・困りごとへの対処法を学ぶ学校
・自己管理ができるようになる学校

・健康管理を維持できるようになる学校

・仕事や社会について学べる学校

・気づきと学びを習慣化する学校

・社会的に不利な立場にある人たちが復帰するために学ぶ学校

・大変なことをポジティブにとらえて乗り越えられるようになるために練習する学校

・やりたいことをやって、成功しても失敗しても帰ってこられる学校

たくさんの意見が上がり、最後に彼女が考えるサムガクとは

「いろんなものに適応できるようになる学校」

でした。

3年前、「学校をつくろう」という授業を行いました。
その時もとても良い内容でしたが、今回もまた「なるほど!そうだね!」

「あなたはそう感じているんだね」「あなたの欲しい力はそれなんだね」と多くの気づきがありました。

本人はグダグダだったという授業ですが、受けた生徒の感想は

「聞くだけじゃなく、自分たちで考えて伝える授業なのが良かった」

「雰囲気がほっこりしていてよかった。」

「授業がとても面白かった」

など好評でした。

お疲れさま。次は7月14日の卒業式だね。
寂しくなるけど、終わりは始まり。
しっかり送り出そうと思います。

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