明日から始まる新学期は
キミにとって
とてつもないハードルになっているかもしれません。
人それぞれ不安の原因は違うでしょう。
会いたくない人
会いたくない場所
会いたくない時間
会いたくない自分
キミのココロに
迫ってくる「闇」は
キミのチカラでは
跳ね返すことは出来ません。
だから「そこは」頑張らないで欲しい。
登校しなくてはならない
という
脅迫じみた「定石」は
本当はどうでもいい「石コロ」だったりします。
キミは
学校に通う為に
生まれて来たわけではありません。
学校で褒められるために
生まれて来たわけではありません。
学校に居場所がなくても
悲しいことではありません。
学校に友達がいなくても
惨めなことではありません。
たまたま
集められた
好きも嫌いも
趣味趣向も違う
人々と上手くやろうなどと
しなくていいのです。
そこに椅子があれば座ればいいだけだし
そこの椅子が気に入らなければ座らなければいいだけ。
学校なんて
人生において
とても短くちっぽけなものです。
そんな時間のために
これからキミに「必ず」訪れる
何倍もの「楽しめる時間」を
捨てしまうのはもったいないことです。
残念ながら今までの「過去」は変えることはできません。
どんなに悩んでも
どんなに相談しても
起きてしまった事実
見聞きしてしまった事実は一ミリも変わりません。
だから
変わらないものを捨てて欲しい。
変わらないものに悩まないで欲しい。
変わらないものに「時間」を使わないで欲しい。
明日目覚めた瞬間から
キミの新しい人生は始まります。
過去がどうであれ
キミが望みさえすれば
キミが望む人生を歩むことが許されています。
だから
学校なんてものが
キミの人生を終わらせるような「闇」であれば
今日で辞めちゃえばいい。
学校は辞めていいところです。
通わなければならない場所ではありません。
数多くある「学び舎」の一つに過ぎません。
だから
本当に苦しくて悲しくて切なくて悔しかったら
学校は辞めていいです。
小学校だろうが中学校だろうが高校だろうが
辞めていいです。
でも
キミの人生は辞めてはダメです。
生まれることと
死ぬことは
私たちは選べないのだから。
でも
その間の「生き方」は選べます。
選んでいいんです。
学校に通わない生き方。
学校に通う生き方。
学校を続ける生き方。
学校を辞める生き方。
どんな生き方をするかは
キミが選ぶことができる。
そう「選べること」を知ってほしい。
そして
どうしても苦しくて仕方がなくなったら
どうしても悲しくて涙が止まらなくなったら
私たちの学園を訪ねて下さい。
きっと
キミと一緒に生きるであろう仲間が待っています。
きっと
キミが「選ぶことはなんなのか」を教えてくれる
仲間が待っています。
そして
私たちの仲間は
キミのトモダチになれると思います。
だから
今夜。どんなに苦しくても
明日を選んで下さい。
キミの明日を見るのを
楽しみにしている
キミの知らない友人より。
侍学園 理事長 長岡秀貴