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それゆけ天才タカシクン①

今日からしばらく
「それゆけ天才タカシクン」シリーズをここのブログに展開しようと思うでござる。

いつか必ず
あいつの話を
作品にしようとしておる拙者にとって
あいつの存在は
ある意味
「自己肯定感」に相当するんじゃないだろうか。

あいつの名前は
「タカシ」
性別・男
年齢・24歳
出身・東御市
愛車・カローラ2
趣味・自分
特技・笑われること
あだ名・メガネ

あいつの個人情報はこれぐらいにして
顔やスタイルは
皆さんの想像に任せるでござる。

とにかく
「絶対に!」
「だからね!」
「ありえないからね!」と
とにかく「断定」することが特徴。
にもかかわらず
「絶対なんて事はこの世にはないからね!!」
(ねー!で終わるときは必ず人差し指を何度も振る。)
と、5秒前に自分の言った事も
完全に否定する
「自己矛盾絶対主義」

多分
あいつは
この職場でないと
生きていくことはできないと思う。

「俺にはいつもオーラが光り輝いてるからね!」

自分を肯定する力だけは
多分日本一だと考えられる。

そんな
「自分絶対主義男」の
ありえない「言動集」が
「それゆけ天才タカシクン」シリーズである。

シリーズ①

「梅雨」

朝のHRの時間。
コラムの当番である天才タカシくんは
いつもの自信満々なのに
なぜか自分の名前さえも噛んでしまうスタイルを崩すことなく
塩田平の水不足についてのウンチクを語り始めた。

「水は恵みだからね!感謝しないといけないからね!」


まったく話の繋がりを感じさせない見事な話術で
みんなの溜息を誘発していた。

何が言いたいかわからない話の締めくくりに
天才タカシクンは炸裂する。

「この字の読み方わかる人!手をあげて!」

天才タカシクンの書いた
黒板の字に
一同目が点になる。

「読めません。どう読んでいいかわかりません。」

一人の生徒が笑いを堪えながら答えた。

「えー!やばいよ!やばすぎるよ!知らないのこんな漢字!ありえないからね!」

さすが天才タカシクン。
君には勝てません。

「苺雨」

頼む。教えてくれ天才タカシクン。
なんて読めばいいんだ。
まさか「ツユ」じゃないよな。

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