みなさんこんにちは。
12月21日、月曜日、上田は今日もいい天気でした!
今日は、上田映劇で月に1度開催している子供シネマクラブの上映会の日だったので、朝から学園を飛び出し,みんなで映画「ごん」を見に行きました。
原作は、あの有名な「ごんぎつね」。それをストップモーション・アニメーションで新たな視点から描いた作品でした。
内容はネタバレになってしまうので、ここで話すことはできませんが、約30分と言う映像の中に沢山の表現や、メッセージが込められていて、私個人も映画を見ながら沢山の感情が沸き上がり、感情を揺り動かされ、どっぷりと「ごん」の世界に浸る事ができました。
生きる
無邪気
すれ違い
純粋な心
見えないものの捉え方
優しさ
愛
憎しみ
背負う悲しみ
と、感じたことを上げればきりがないのですが、ほんとにわずか30分の間に自分の中に様々な感情が沸き上がりました。
セリフもシンプルで、余白があり、わずかな会話でもこちらの感情に訴えてきて、考えさせられるものでした。
映画の後は監督のトークがあり、様々な制作秘話を話していただきました。
製作期間はトータルすると2年ぐらいとの事でした。
30分のアニメーションで約2年、、、。ん~~~凄いですね~~~。
その中で印象に残っている話は、何故あえて可動域の少ない木の人形を使うのか?と言う話でした。
今は質感も様々な材料があり、もっと可動域の多い人形も沢山あるのですが、あえて可動域の少ない木の人形を使うことにより、木が思わぬ力を発揮してくれるとの事でした。しかもこの人形監督の手彫りです!!!!
魂入ってますね!!!!
とても表情がある人形です。ごんは可愛すぎますね!!
あえてCGは使わず、アナログな手法を多用して作ってあるのですね。
だからこそCGでは伝わらない、深い感情が、生き物の私たちに伝わってくるのかもしれません。
監督曰く
「いい物を使っても自分の想像をこえるものができないが、あえて使いづらい素材を使うことにより、自分の想像よりも上を行ってくれる」ことがあるのだそうです。
いや~~~いいですね。
上田映劇にて「ごん」12月26日、27日(最終上映)の週末上映になるそうです。上映開始時間は午前9時30分~だそうです。お時間ある方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
その裏でSAMUCAFEもやっていました。
そう、この月1の「子どもシネマクラブ」にあわせて侍学園の生徒がCAFEをやっているんです!
コーヒー、ジュース、駄菓子などを無料で提供させていただいています。月1の子どもシネマクラブにお越しの際には、是非ご利用ください!
今日は冬至ですね。太陽が冬の家から夏の家に向かい始めます。まだまだ寒さは続きますが、体調に気を付けてお過ごしください!ではでは~~~!