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学級通信「サムライフ」vol,2498

みなさん、こんばんは!
教頭の平形です。

学園祭まで登校日はあと3日!!
お客様をお迎えするために、すべての生徒がフル活動中。

みんな一生懸命やってはいるのですが、一生懸命なだけに、

イライラしたり、嫌になったりすることが多いのもこの時期です。

侍学園にはいろんな生徒がいます。
器用な子も不器用な子も

愛想の良い子も悪い子も

声が大きい子も小さい子も

理解の早い子も遅い子も

健康な子も持病のある子も

子どもも大人も

心が子どもの大人も

心が大人の子どもも。
そんなごちゃ混ぜの状態で、一緒にひとつのものを作り上げようとしています。

これって侍学園だからあり得る状態なのでしょうか?

いいえ違います。

ここは社会の縮図です。
社会に出る前に、小さな社会を経験しているのです。

 

私は9年間、学園祭ステージ発表の演出を任せていただいてますが、

この期間は魔法の期間。
普段、メソメソ泣いている子も、のんびり屋さんたちも、

叱られることが怖いタイプの子も、一様にキリっとするのです。

甘えが一切通用しない、本気の舞台づくりなのだと気づくからです。

 

ただ理不尽に怒鳴っているわけではありません。
誰一人、差別せず、特別扱いもせず、「自己都合の甘え」が見えた時のみ、厳しい言葉を投げかけます。

それ以外はすべて、もっともっとみんながカッコよく見えるように、アドバイスをしているだけなんです。

本人の努力が見られた場合やうまくいった時には、全力で褒めます。

2~3年私の舞台に立っている生徒たちは、みなそれが分かっていて、良い緊張感を保ってくれています。

そして、生徒だけを頑張らせていてはいけません。
生徒の何倍もスタッフが本気で頑張る姿を見せないと、「共育」とは言い難い。

だからとても大変です。

私はこの舞台づくりが、本当に苦しく、本当に大好きです。

弱っちかったみんなが、

とんでもないエネルギーで舞台の上から叫び、自分自身を表現する。

その時間がそこまで迫っています。

愛すべきみんなを真正面から見ていられる私は、とても幸せ者です。

ありがとう、みんな。
私が舞台づくりに集中できるようにサポートしてくれるスタッフにも感謝します。

4/29(木・祝)10時スタートの学園祭。

お楽しみに!!

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