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学級通信「サムライフ」vol,2988

総務の髙橋がブログを担当します。

今日の信濃毎日新聞の一面は能登半島地震の記事で、長野県の湯川酒造店が被災した石川県輪島市の白藤酒造店から酒米と醸造のレシピを預り、酒造りの代行を始めたことが大きく取り上げられていました。

読んでみると湯川酒造店も2013年に火事が起きた際に、近隣の酒造会社に仕込みを引き受けてもらった経験があり、被災した酒造店の現状を知り、今度は自分たちが支援したいと申し出たそうです。

 支援の方法を知っていること、自分が何ができるかを考えること、助け合いの実感をもった人たちが行動していることによって生まれる繋がりを深く考えさせられる記事でした。

侍学園でも、後期が始まり生徒が集まったところで、ずっとやりたかった能登半島地震の街頭募金活動を昨日、今日と上田駅で行いました。

侍学園で考えた募金活動の想いは「みんなで乗り越えよう それぞれのできること」

です。皆できる限りの声を出しながら、募金を募りました。

今回、私たちが皆さんからお預かりした募金を届けるのは『特定非営利活動法人 防災・災害ボランティア かわせみ』という団体です。

被災地への炊き出しなどをおこなっているNPO法人コミュニティサポートスクエアの杉浦さんから繋げて頂いた団体で「災害復旧活動や炊き出し」の費用に充てられます。

地震が起きてから、迅速に被災地の情報を得て現地に繋がり、物資提供や人手が必要な作業に入っていけるのは、今回の被災だけでなく、事前の防災教室や災害復旧支援を継続的に行っている経験があるからこそ。

かわせみさんのブログで読ませて頂くと、現地の声を、現地で聞き、その中の体制を知りながら、必要な動きを見極めて活動していることが分かります。
そこへ何かをしたいという想いをもった方々の気持ちを、生徒が受け止め、届けます。

街頭募金には侍学園のOBも助っ人に登場。

過去の街頭募金活動を思い返し、この卒業生がすごく熱心にやってくれたとスタッフの意見が一致し、突然連絡したのですが上田駅にかけつけてくれました。

普段宿直にも入ってくれているのですが、今日声を変える前から、過去に街頭募金をやった時に感じた気持ちを寮生にも伝えてくれていたそうです。

募金をして頂いたときに、逆に受け取る皆さんのありがとうの気持ちが本当に温かく、嬉しかったです。

みんな自分の出来る限りの声をだして呼びかけました。

昨日の募金の金額は、40802円

今日の募金は23025円

2日間で合計63827円集まりました。

募金にご賛同いただいた皆様に深くお礼申し上げます。


午後は学園祭の企画書の練り直し。
スタッフの会議で、生徒の企画書を確認して、より考えてほしいところをまとめて伝えました。



実際にイメージしてみると、

これは買わずに借りれるのか、

試作の費用を入れ忘れていないか、

売り上げが上がった時の原価を考えているか、

催しを体験してくださった方々が何を感じるか、

等々いろいろな事を伝えると、
みんなが真剣に話し合う姿をみて、
残り2ヶ月かけて作り上げる意味が分かる気がします。





始業式で校長も言っていましたが、なぜ2ヶ月をかけてやるのか、
それは終った後に必ずわかる。打ち込んだ分だけわかる。


みんなの反応をみて、じんわりワクワクの雰囲気が伝染しているなと感じた日でした。

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