学級通信「サムライフ」vol,3000

学級通信「サムライフ」3000号記念号

学級通信「サムライフ」は、2024年3月1日をもって記念すべき3000号を迎えることが出来ました。これもひとえに通学している生徒一人一人、またご支援いただいている支援者の皆様のご厚情の賜物と、感謝申し上げます。

侍学園の生き字引栗原校長によりますと、開校当初は、スタッフが1週間交代で紙ベースでの学級通信を出していたとのこと。（理事長も高校教員時代、毎日学級通信を出していたと聞いたことがあります）それに、ブログが加わり、学級通信とブログと毎日出されており、あるスタッフは通信とブログの二刀流のときもあったようで、スタッフの篤い思いを思った次第です。時は流れて、インターネットの関係上、ブログの形式も2回のリニューアルを経て、現在のかたちになっております。

3000号を学校の開校日数を年200日としますと、約15年となります。何だか歴史の重みを感じます。今年は、開校20周年、秋には20周年を記念しますビッグイベントがございます。乞うご期待ということで・・

これからも、サムガクの日常を皆様に分かり易く伝えるために、スタッフ一同取り組んで参りますので、是非たのしみにご覧いただけますようよろしくお願いいたします。

3000号に際しまして、理事長の長岡よりご挨拶をさせていただきます。

学級通信「サムライフ」3000号を記念して

日々更新し続けてきた学級通信が今回で３０００号を記録したとのこと。毎日更新ではなかったですが 19年間で３０００回も発行できたのはこの学園の歩みが日進月歩してきた証だと思います。

高校教員時代。学級経営の柱にしていたのが保護者との綿密な連携でした。高校になってしまうと基本保護者は学校内のことはほとんど知り得ません。子どもがどんなことをやっているのか。学校は子どもたちに何を施しているのか。学級担任は何を考えていてどう子どもを育てようとしているのか。

義務教育から有償の教育へと移行したにも関わらず高校内でどんな教育がなされているのかどんな希望を持っていいのか保護者は知る術もなければ何となく保護者側もそれを求めない風潮になります。

ワタクシは子育ての総決算である高校時代こそ保護者は深く関わるべきだと思っていましたし寵愛してきた我が子が自分を必要としなくなるその瞬間を体感すべきだと考えていました。

だから毎日保護者へ向けて今日一日起きたことや明日の予定そして担任であるワタクシが何を考え何を思ったのかを綴り届け続けたわけです。

体を壊し入院した際も同僚にお願いして印刷してもらい生徒たちに配ってもらったものです。

それによってワタクシのクラスの学級P T Aの出席率はほぼ１００％で２ヶ月に一度は学級P T Aの懇親会を開催するほど保護者の方々の学校に対する関心度は高くなりました。

たった5分です。昨今忙しい職業と揶揄される教職員ですが 5分は作れるはずです。

ワタクシはこの5分に自分の仕事の質を賭けていました。

長ければいいものでもないし文章量がある程度必要なわけでもない。

大切なのは毎日の「対話」であると思っていました。実際会話するわけではありませんがこちらが発信し続けてさえいれば相手は受け取ってくれます。その習慣が「安心」を生み「信頼」を築きます。

サムガク設立当初。まだ僅かしか生徒がいなかった時からこの通信は発行し続けました。

人様の人生に携わる人間として大切なことはどんな場面でも一緒だと思っているので。

ワタクシが通信を書くことはなくなりましたがサムガクスタッフたちが心の真ん中に「愛」を据えて生徒たち見守りながらその様子を保護者の皆様そしてこの学園を支えてくださっている支援者の皆様にお伝えし続けた歴史がこの３０００回という足跡なんだと思います

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　認定NＰＯ法人侍学園スクオーラ・今人　理事長

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長岡　秀貴

皆様こんにちは、オカリナ太郎でございます。今日から3月です。朝起きてカーテンを開けたら、銀世界でございました。これは、早く学園に行って、雪かきしないとと思って学園に行ったら、すっかり雪を溶けていました。だんだん春が近づいているなあと感じた次第です。昼食の時間、生徒の一人がTシャツで過ごしていたので、思わず「寒くないの？」と聞くと、全然寒くないですとのこと。若さには敵わないと思いました午前中は金曜日なので、ジョブタイムの予定が雪で中止になり、来月に迫った学園祭の準備で係関係の準備でした。